コロナ禍に転職した人の約6割がキャリアチェンジを実施。満足度も高いことが明らかに

新型コロナウイルスの影響で勤め先の経営が悪化し、転職をせざるをえなくなった方や、今後の働き方を一新しようと転職を検討し始めた方は多いのではないでしょうか。その際、今のキャリアを活かすか、あるいは転換するかは大きなポイントとなるでしょう。

株式会社リクルートスタッフィングは、コロナ禍に前職と異なる業種・職種へ転職した1,320名(20~40代男女)を対象に、「転職者におけるキャリアチェンジ(業種・職種転換)の実態調査」を実施。果たしてキャリアチェンジした方は、順調に新しいキャリアを築けているのでしょうか。

コロナ禍に転職をした約6割がキャリアチェンジを実施

コロナ禍に転職をした約6割が、前職とは別の業種あるいは職種、そのどちらも異なるキャリアチェンジを行ったことが判明。この約6割のうち、異業種・異職種への転職が47.5%と最も多いこともわかりました。

約7割がキャリアチェンジに満足

直近でキャリアチェンジをした感想を聞いたところ、「とても良かった(30.5%)」、「やや良かった(37.1%)」と約7割の人がキャリアチェンジに満足をしていることがわかりました。一方で、「あまり良くなかった(4.5%)」、「悪かった(2.9%)」とネガティブにとらえている人は1割未満でした。

キャリアチェンジで困ったことは?

キャリアチェンジをする際、困ったことについても伺いました。その結果、「希望の条件に合う求人が少なかった(25.7%)」、「新しい業界・職種について学ぶ(知識を身につける)ことに苦労した(25.2%)」、「自身のスキルや経験をどうアピールしていいのかわからなかった(23.1%)」となりました。特に20代では、ほかの年代と比べてこれらの課題を強く感じている傾向が見受けられました。

キャリアチェンジに向けた実務経験の機会は少なめ

キャリアチェンジに向けたスキルアップのために行っていたことを尋ねたところ、「希望する業界の具体的な内容について、インターネットで情報収集した(60.0%)」、「転職エージェント担当者などから情報収集した(30.1%)」、「友人などから情報収集した(21.0%)」と、多くの人が情報収集をしていることがわかりました。一方で、「スクールに通った(12.2%)」、「副業で取り組んでみた(7.6%)」と実務経験の機会は少なめでした。入社後に認識のズレなど生じないようにしたいところですが、スクールに通うのは費用がかかりますし、副業も時間を割くので現実的にはなかなか難しいのかもしれません。

クレジット: 株式会社リクルートスタッフィング調べ

株式会社リクルートスタッフィング

会社名:株式会社リクルートスタッフィング
設立:1987年6月
資本金:19億3,940万円
従業員数:1,875人(2021年4月現在)
代表者:代表取締役社長 山本 慎也
本社所在地:東京都中央区銀座8-4-17
URL:https://www.r-staffing.co.jp/corporate/

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