資格が就職&転職に役に立った女性は約4割。今後取りたい資格の第1位は「日商簿記」

履歴書の項目に必ずある「免許・資格欄」。即戦力として働けるのか、任せたい業務の基本的知識はあるのか、などを裏付けるものですが、果たして就職・転職活動にどのくらい影響しているのでしょうか。

株式会社キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」にて、女性880名を対象に「資格」についてアンケートを実施。就職&転職に資格が役立つのか、今後取りたい資格などが赤裸々に語られました。

持っている資格は自動車免許、英検、TOEIC/TOEFLなど

今持っている資格について尋ねたところ、「普通自動車免許」に次いで多かったのは、「実用英語技能検定」「TOEIC/TOEFL」「日商簿記検定」という結果になりました。その他で多かったのは、キャリアコンサルタント、行政書士、心理カウンセラー、登録販売員でした。

就職や転職で資格が役に立った人は約4割

 

資格を持っている人を対象に、就職や転職で資格が役に立ったことがあるか聞いたところ、「非常に役に立った」「やや役に立った」と回答した人は42.4%でした。この方々の保有資格TOP10を見てみると、TOEIC/TOEFL、日商簿記検定、ファイナンシャルプランナー、MOS、ITパスポートという結果に。即戦力として実務に活かせそうなものやパソコンスキル、IT系資格が強いことがわかります。

一方、「役に立っていない」と回答した方の保有資格TOP10を確認すると、普通自動車免許、実用英語技能検定、秘書検定が続きました。運転免許や英検は日常生活には役に立っても、就職や転職で有利になる場面は少ないのかもしれません。また、秘書検定についてもそもそもの募集が少なかったり、実務経験が問われるなどの背景が影響していそうです。

今後取りたい資格の第1位は「日商簿記」

今後取りたい資格について尋ねたところ、「日商簿記検定」、「TOEIC/TOEFL」「ファイナンシャルプランナー」が多く寄せられました。

資格を取って「手に職をつけたい」人が多い

資格を取って実現したいことについては、「手に職をつける」が最も多く、半数の女性が望んでいることがわかりました。続けて、「長く働き続ける」「仕事の専門性を高める」「在宅で仕事をする」といった回答が寄せられています。

今回のアンケートから、長引くコロナ禍で不安を感じた人が、今後の備えのために資格取得を検討し始めた様子が窺えます。

詳しい結果はこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-36/

株式会社キャリアデザインセンター

代表者:代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金:5億5866万円
設立:1993年7月8日
従業員数:660名(2020年9月30日現在)
URL:https://cdc.type.jp/

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