【人事が採用したくなる】文系SEの志望動機の書き方とコツをSEが徹底解説

この記事では、文系からSEを目指す方に向けた、志望動機の書き方をご紹介します。

文系だとやっぱり不利なの?

文系がアピールできるものってなに?

そもそも志望動機の書き方が分からない…

このように悩んでいませんか?
文系からSEになるための志望動機の書き方として、大きく以下2つをご紹介します。

志望動機を書くための4つのステップ
志望動機の注意点と例文

また記事後半では、「文系」や「SE未経験」を強みに変える方法にも触れていきますので、
志望動機や面接の下準備として役立ててみてください!

【4ステップ】文系からSEになるための志望動機のポイント

まずは志望動機に書くべきポイントを、4つのステップでご紹介します!

①なぜIT業界なのかを書き出す
②なぜその企業に応募したのかを書き出す
③就職後・将来的にしたいビジョンを書き出す
④書き出した志望動機をつなげる

編集部

この4つのポイントを抑えることで、人事が会いたくなるような志望動機を作成することができますよ!

なぜIT業界なのかを書き出す

まずは「なぜ文系からIT業界を志望したのか」を具体的にしましょう。

「なぜITなのか」が曖昧だと、それほどITに関心や意欲がなく、消極的だと判断されてしまいます。

企業の「なぜ」に応えるには、自分とITとの接点、つまり「体験や興味」「きっかけ」を伝える必要があります。

とはいえ、はじめから思い悩む必要はありません。

編集部

まずは以下のように、思いついたことから箇条書きにする方法をおすすめします。
ECサイト・SNS・動画サービスなど、ITに触れる機会が多い
授業でノートアプリを使っている
好きなWebサービスがある
バイト先でさまざまな業務ツールを使っている
資格やIT技術が専門別に体系化されているから

特別深いITとの接点がなくても、日常で出会う身近な体験で構いません。

深掘りするのは後で問題ないので、まずは楽しむような気持ちで書き出してみてください。

なぜその企業に応募したのかを書き出す

次に「なぜその企業を志望したのか」を具体的にしましょう。

言い換えれば「その企業のどこに魅力を感じたのか」とも表現できますね。

「経営理念に共感した」「サービスが素晴らしい」など、うわべだけの動機は印象に残りにくいので注意してください。

企業の魅力を見つける際のリサーチ方法は以下の3つです。

応募先企業のホームページを見る
実店舗に足を運ぶ
商品やサービスを利用する

またリサーチする中で、何度も強調して使われる言葉があれば、その企業の理念やビジョンが込められてる可能性が高いので、必ずチェックしておきましょう。

リサーチが終わったら、以下のように箇条書きにしてみましょう。

有名なWebサービスの開発・運営に携われる
最先端の設備が整っている
応募先企業のアプリを以前から利用していた
風通しがよく経営者や上司との距離が近い
チーム単位の少人数制で迅速に動ける

企業のリサーチは必須なので、ここは時間をかけて問題ありません。

魅力は具体的にピックアップして、「他社でも使い回せそうな志望動機」にならないようチェックしてみてください。

就職後・将来的にしたいビジョンを書き出す

3つめに「就職後、あるいは将来的にどのようなエンジニアになりたいか」を具体的にしましょう。

ビジョンを明確にすることで、自分から学ぶ意欲のある、前向きな人材かどうかが判断されます。

とはいえあまり堅苦しく考えず、転職後に実現したいことをイメージしてみてください。

注目のシステムやWebサービスを作りたい
アプリ開発の最先端で活躍したい
応募先企業の事業拡大に貢献したい
開発もマネジメントもできるフルスタックエンジニアになりたい
クライアントとプログラマの橋渡しをしたい

理想は「就職後、その企業でやりたいこと」が書けると良いです。

行き詰まったら、SEをはじめとした職種をいくつかリサーチすると、具体的なイメージが湧いて書きやすくなるはずです。

書き出した志望動機をつなげる

最後に、これまで書き出してきた志望動機を、カンタンに繋げてみましょう。

以前から貴社サービスを利用しており、Webアプリの開発・運営に携わり、将来的にアプリ開発の最先端で活躍したい

箇条書きを繋げただけでも、それなりのカタチができましたね。

すこし順番を入れ替え、さらに肉付けしてみたのが以下です。

私が志望した理由は、貴社の展開するWebアプリの開発・運営に魅かれたためです。以前からECサイトやSNSを通してITに興味がありましたが、ECサイトを手軽に構築できる貴社サービスの利用がきっかけで、ITへの興味が強い関心に変わりました。将来的に、アプリ開発の最先端で活躍できる人材になりたいと考えております。

ポイントを以下にまとめました。

【主張】なぜその企業を志望したのか書く
【理由・具体例】主張に対する理由を深掘りし、具体例を足して書く
【ビジョン】就職後、あるいは将来のビジョンを書く

主張・理由・具体例の順番は文章の基本型で、もっとも人に伝わりやすいカタチなのでおすすめです。

また、文系だとITに対する印象を含めるのが非常に重要です。

「はじめはITに対して興味程度だった」

「ある体験を経て、興味が強い関心に変化」

このような展開を意識すると書きやすいでしょう。

ハマりがち!志望動機のNGワード2選

一見問題なさそうでも、じつはNGなワードがあります。

うっかり使ってしまわないよう、ここでは代表的なNGワードを2つご紹介します!

「共感しました」

一見問題なさそうに見えますが、「共感しました」はおすすめしません

そもそも「共感」は個人の感情によるものなので、理由や根拠と結び付けづらい曖昧さがあります。

「なぜ共感したのだろう」と、企業側に疑問を残してしまいます。

ただ、言葉自体は必ずしも悪いものではありません。

編集部

もし使う場合は、以下の例のように主張・理由・具体例を意識してみてください。

①【主張】

性別・人種・障害を越えて多様性を確保する、「ダイバーシティマネジメント」 の経営手法に共感しました。

②【理由】

国際化の波にただ揉まれるだけでは、たしかな競争力が身につかないと考えているからです。

③【具体例】

前職には多様な人種がいましたが、率先して様々な「普通」を理解することで、多くの「協力」が得られ、問題解決に繋がった経験がございます。

このように、「共感」にも明確な理由や根拠を添えると良いでしょう。

「学ばせていただきたい」

意外に思うかもしれませんが、「学ばせていただきたい」もおすすめしません

「謙虚さをアピールできるのでは?」と感じたかもしれませんが、じつは受け身な人材と捉えられやすい言葉なのです。

なぜなら企業が欲しいのは「学ばせてほしい」人材ではなく、「自分から学び行動する」人材だからです。

ただ「共感」と同じで、「学ぶ」自体は悪い言葉ではありません。

充実した研修で基礎を学ばせていただき、また会社内外でもエンジニアと交流を図り、自ら実用的な知識に高める所存です。
現場での学びを自己研鑽によって高め、再び現場に還元できる人材でありたいと考えております。

このように、「自分から学び行動する」ニュアンスに変換すれば、非常にポジティブな印象を与えられます。

文系向け!SEになるための志望動機例3選

ここからは文系向けに、SEになるための志望動機例を3つご紹介します!

企業のリサーチをどう文章に落とし込んでいるか
具体例の上げ方
ビジョンの示し方

このような点に着目して読み進めてみてください。

SE職の志望動機例1

私が貴社を志望した理由は、経営理念である「コミュニケーション×IT」を直に体験し、同じ目線でモノづくりをしたいと考えたためです。現在アルバイトとして従事しているアパレルショップにて、貴社のiPad用オーダーアプリが導入され、付随する様々な業務が短縮された経験がございます。普段はSNSやカメラアプリなど、趣味の範囲でのみITに触れておりましたが、貴社アプリを体験してから、お客様のヒアリングが非常にスムーズになり、今ではITに強い関心を抱くようになりました。また、エンドユーザーの反応がダイレクトに返ってくる環境にも魅力を感じ、接客で培ったコミュニケーション力を活かせるのではないかと考えております。学業と並行しながら先行してITパスポートを取得し、現在はHTML&CSSやRubyといった基礎的な言語から学習を進めております。ITの網羅的な知識と開発技術を早期から習得し、入社した際は、貴社サービスの事業拡大に貢献していきたいと考えております。

SE職の志望動機例2

私が貴社を志望した理由は、独自のゲームアプリ開発技術に加え、「有益な企画・提案であれば社歴に関係なく採用する」という経営方針に強く魅かれたためです。以前開催された大規模なゲームショウにて、貴社ブースに足を運んだ際、VR技術の提案を入社3年目の方が行ったと伺い、以来ITやテクノロジーに強い関心を抱いておりました。普段は学業と並行しながらアルバイトに従事しており、小さなものですが、私の提案がサービスとして形を成した経験がございます。そうした経験をクライアントとプログラマとの間で活かし、提案力とコミュニケーション力をもって、両者の橋渡しをしたいと考えております。現在はProgateとドットインストールを中心に、Javaの基礎と中級まで学習を進めております。同時に基本情報技術者試験の取得も目指しており、技術面のみならず、幅広く知識の土台を固め、一日でも早く貴社の開発・運営に貢献できるよう努めてまいります。

SE職の志望動機例3

最先端の開発設備のみならず、チーム単位で迅速に動ける貴社独自の組織形態に強く魅かれ、この度志望いたしました。私事ですが、大学では経営学部を専攻し、並行して部活動にマネージャーとして携わる日々を送っております。そのため常日頃から集団をマネジメントすることに強い関心があり、コミュニケーションや管理で必須となるソフトウェアやアプリケーションも、率先して導入してまいりました。テクノロジによる問題解決に注力し、また学業や課外活動で培ったコミュニケーション力を活かし、クライアントに新たな価値を訴求できる人材でありたいと考えております。現在は技術書を揃え、開発環境を構築し、Pythonの学習を基礎から中級まで網羅いたしました。続けてデータベースやCUIの操作方法といった、エンジニア必須のIT技術から土台を固め、早期から戦力となれるよう、自己研鑽を積み重ねていく所存です。

「文系」や「SE未経験」を強みに変える方法

専門外の分野からでも、SE職に就いている人はたくさんいます。

ここでは、「文系」や「SE未経験」を強みに変える方法について見ていきましょう。

求められるIT技術を先に取得

企業が求めるIT技術を先に取得できると、採用の確率は一気に高まるでしょう。

特に学生や未経験だと戦力として見られるまでは時間がかかりますが、その中でもハッキリ差別化できるからです。

現在はWebで学べる無料のプログラミングサイトや技術書、スクールなど、ITの学習環境は非常に充実しています。

また、取得できなくても取得に向けてとった行動は残るので、より説得力のある志望動機に繋がるメリットもあります。

文系がアピールできる5つのポイント

一般的なIT企業でも文系出身の社員は、平均して全体の3〜4割はいます。

スタート時点では情報学部出身の理系社員に差を付けられていても、数年のうちにその差が大きく逆転するのはよくある話です。

まずは文系かどうかよりも、企業にアピールできる要素を自分の中で育てるのが重要です。

文系でもアピールしやすいポイントとして、以下の5つがあります。

コミュニケーション力を活かせる
企業の商品やサービスを利用、あるいは実店舗に足を運んだことがある
技術習得に向けてすでに行動している
モノづくりが好き
チャレンジ精神がある

企業が文系社員を採用する際に見るのは、伸び代や可能性だということを覚えておいてください。

まとめ

文系からSEになるための志望動機の書き方として、まずは以下2つを意識してみてください。

志望動機を書くための4つのステップ
志望動機の注意点と例文

時間が掛かっても全く問題ないので、箇条書きを意識して1ステップずつ書き出してみてください。

編集部

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