株式会社学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、「ヤングキャリア(職歴3年以上の20代)の転職意識」についてのアンケート調査を実施しました。
若い世代の社会人は転職についてこのコロナ禍でどういった変化があったのでしょうか?
調査について
調査対象は、[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者で、有効解答は790名でした。
調査期間は2021年3月1日から14日の14日間です。
調査結果について
コロナ禍によって「仕事内容」をより重視して転職活動を行う傾向が高くなっています。
株式会社学情は、リモートワークの普及など働き方の変化があり、成長する産業にも大きな変化が生まれていることから「仕事内容」を重視する20代が増加しているのではないかと推察しています。
また、転職活動ではこれまでの経験と異なる業種・職種への転職をする「キャリアチェンジ」が、これまで勤めていた業種・職種で転職して年収アップを図る「キャリアアップ」を上回り、新しい業種へ挑戦する人が増えている傾向にあります。
新しい職場に求めること
ヤングキャリアは転職先に「やりがい」求めている人が多いことがわかりました。
前年の調査で順位が高かった人間関係は順位を落とす結果になりました。
この結果から、リモートワークなど新しい働き方の普及によって人間関係は重要視されなくなり1人で仕事に向き合う時間が増えたことで、いかにやりがいを持って仕事をできるかという考えが重視されるようになったと考えられます。
転職理由
転職理由は、「給与・年収をアップさせたい」が37.3%で最多の結果となりました。
また、「感染症対策に不安があった」や「テレワーク可の企業で働きたい」という意見も1割弱の回答を集めていて、コロナ禍が転職の要因となることも一定数いることもわかります。
転職で実現したいキャリア
転職で「キャリアチェンジ」が「キャリアアップ」を上回る結果となり、新しい業種・新しい職種に挑戦したいという考えが分かります。
仕事への向き合い方が給与面よりもやりがいなどを重視する考えが増加傾向にあるという結果となりました。
コロナ禍によって若者の仕事への考え方に変化が
新型コロナウイルスの流行によって、職場の人との人間関係は最小限に抑えられ、仕事に対して1人で向き合う時間が増えたことで若者の考え方に変化が生まれています。
自分はこの仕事をこの先何十年も続けたいか?
本当にやりたい仕事はこれなのか?
給与面や人間関係を選ぶのか、仕事のやりがいを選ぶのか、コロナ禍で若者の仕事への向き合い方に変化が訪れています。
株式会社学情について
会社名:株式会社学情
所在地:【東京本社】東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル15F
【大阪本社】大阪府大阪市北区梅田2-5-10 学情梅田コンパス
代表者:代表取締役社長 中井清和
事業内容:人材関連サービス、広告関連サービス