今の仕事に満足している人は7割弱と増加傾向。不満の第1位は「給与水準」

マイボイスコム株式会社は、10代〜70代の男女10,110名の労働者に対して「就業意識」に関するインターネット調査を実施し、その結果を公表しました。

現在の仕事に満足している方は、一体どんな点に満足しているのでしょうか。一方、不満に感じる点はどういった部分なのでしょうか。ご自分の職場環境と比較しながら、チェックしてみてください。

仕事に対する満足度は増加傾向

現在の仕事に満足している人(「満足」「やや満足」含む)は7割弱という結果が出ました。2018年の調査結果と比較すると、増加傾向であることが分かりました。

続いて満足に感じる点を聞いてみたところ、「通勤時間、勤務地」「休暇日数、休みのとりやすさ」「労働時間」が各30%台、「仕事の内容、種類」「仕事の量」「就業形態」が各20%台となりました。

仕事で不満に感じる点の第一位は「給与水準」

一方、不満に感じる点をヒアリングしたところ、「給与水準」が35.7%で第一位という結果に。次いで「仕事の量」「人間関係」「休暇日数、休みのとりやすさ」「労働時間」が各1割強となりました。

仕事は「収入を得る手段」として捉えている人が多い

また、仕事に対する考え方としてあてはまるものを選択してもらったところ、「仕事は収入を得る手段としてとらえている」が58.3%で一番多い回答数に。続いて「雇用が安定している職種・仕事を選びたい」「仕事も、私生活も両立したい」「時間に融通がきく仕事を選びたい」が各3割弱となりました。なお、「時間に融通がきく仕事を選びたい」は、女性で比率が高くなっています。

労働への考え方で、1年前と比べて変化したことは?

最後に、働くことについての考え方で、1年前と比べて変化したことを聞いてみました。新型コロナウイルスの影響で、多くの方の考え方が変化したようです。

  • お金も大事だがお金に囚われた働き方は悲惨だと思いました。(男性29歳)
  • リモートワークが増え、オフィスに行く必要性がなくなった。どこでも仕事ができるということを改めて感じさせられ、都会で生活する必要性もあまりないなと思えてきた。(男性36歳)
  • 緊急事態宣言は形骸化しており、企業に対する影響力が低すぎると思う。(男性49歳)
  • 影響をもろに受けた業界なのでなるようにしかならないとあきらめの気持ち。(男性51歳)
  • 自分が接客業なため、非常事態になると仕事がなくなり給料がもらえなくなるので、より安定した業種の方がいいのかなと思うようになった。(女性29歳)
  • 自分が働くことが家族のマイナスにならないか考える。(女性38歳)
  • 一緒に働いている仲間のありがたさを痛感した。補償をいただけたので今後も頑張ろうと思えた。(女性48歳)
  • パートタイマーの仕事が激減し、働けることが当たり前ではないと、つくづく感じました。(女性53歳)

コロナ禍によって「労働」への考え方が変化

今回の調査結果から、新型コロナウイルスが「労働」に対する考え方に大きく影響していることがわかりました。企業はコロナ禍に応じたニューノーマルな働き方を提示し、社員に満足・安心して働いてもらうことが重要なのではないでしょうか。

マイボイスコム株式会社

【会社名】 マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階

企業HPはこちら

<調査結果>
<第6回>(2021/7)
<第5回>(2018/7)
<第4回>(2015/7)

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