キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関「Job総研」を運営する株式会社ライボは、230人の社会人男女を対象に「2021年転職意識調査」を実施しました。
総務省統計局は、2019年に転職者数が過去最多を更新したことを公開しましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でその数は減少傾向にあります。この社会情勢に伴い、皆さんは転職に対してどう考えているのでしょうか?転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
転職経験者は約9割。検討している人は約7割に
回答者のうち、87.9%がこれまでのキャリアにおいて転職を経験していると回答。現在転職について「今すぐしたい/そのうちしたい/現在転職活動をしている」と答えた人は67.7%にのぼりました。
コロナの影響で転職を考えるようになったのは全体の約3割
続いて、新型コロナウイルス感染症の拡大前に比べて、転職に対する意識は変化したか聞いたところ、全体の3割が転職を考えるようになり、6割が現状維持を希望していることがわかりました。
その理由として、働き方の変化やキャリアの見直しなどが挙げられ、コロナの影響で転職希望者が増加傾向にあることがわかりました。
転職検討者のコメント(一部抜粋)
・リモートワークの増加で自分と向き合う時間が増え、やってみたいことが明確になった
・テレワークの推進や会社の状況を考えて転職意欲が上がった
・家でも十分に働ける世の中となったことからキャリアの見直しをして転職を考えるようになった
・コロナ禍で業務内容が変わり収入も減ったことで転職を検討中
大転職時代が加速し、超転職時代へ
今回実施された「2021年 転職意識調査」の結果を受けて同社は、「大転職時代と言われるコロナ禍は、もはや転職を選択することは当たり前の時代になりつつある」と分析。さらに、転職潜在層が増加して、【大転職時代】が加速し、【超転職時代】に入るのも遠くない、と予測しています。
株式会社ライボ
会社名:株式会社ライボ
設立:2015年2月3日
代表取締役:小谷 匠
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容:キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
ホームページ:https://laibo.jp/
報告資料:https://laibo.jp/info/20210823/