・退職すると伝えるタイミングがわからない
・退職の意思を伝えたが、しつこく引き止められる
・円満に退職するにはどうしたらいいのかな
このように現職に退職の意思を伝えられない、もしくは引き止められるという方は少なくありません。
現職では何かとお世話になったでしょうから、できる限り円満退職したいですよね。
そこで、本記事では、
・退職を伝えるタイミングやコツ
・退職を引き止められてしまったときの対処方法
についてご紹介します。
本記事を一読いただければ、円満退職の方法を理解でき、安心して転職活動に臨むことができるようになります。
編集部
円満退職するポイント5選!
企業からすると、社員が一人辞めてしまうと、かなりの痛手になります。人手不足の企業であればなおさらでしょう。
そのため、退職の意思を伝えても、引き止められたり、現職に残るように説得されるわけです。
とはいえ、転職先が決まれば、スムーズに退職の手続きを進めたいですよね。そこで、まずはスムーズに退職する、円満退職するためのポイントを5つご紹介します。
退職理由をポジティブに考える
まず、退職理由はポジティブに考え、伝えるようにしましょう。
現職を辞める理由が人間関係や給料の低さ、残業時間などのネガティブな理由である場合もあるでしょう。
ただ、そのままネガティブな退職理由をストレートに伝えてしまうのはNGです。
編集部
別れ話をイメージすればわかりやすいですが、別れを切り出すのに「あなたのここが嫌い」と伝えて、円満に別れることができるでしょうか?答えはNOですね。
そのため、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換して考えるようにしましょう。
例えば、
・給料・人間関係に不満がある→違う分野での仕事にチャレンジしたい
などです。
編集部
伝えるタイミングはできるだけ早く
退職の意思を伝えるのは何かと気が引けますよね。
そのため、先延ばしにしてしまいそうになると思いますが、退職の意思を伝えるのはできるだけ早いタイミングがいいです。その理由は以下2つあります。
・転職先にスケジュール通り入社するため
まず、退職することによって、ご自身が担っている仕事は誰かに引き継がないといけません。
仕事量にもよりますが、引き継ぎ期間は1ヶ月は必要になります。
そのため、余裕で引き継ぎを行えるよう、転職先が決まった段階で、退職の意思はすぐに伝えるようにしましょう。
法的には2週間前に伝えれば退職できますが、2週間では引き継ぎがバタバタしてしまいます。
「引き継ぎのことまで考えてくれている」と現職に伝われば、円満退職に一歩大きく近づけるでしょう。
一方、転職先にスケジュール通り入社するためにも、早めに退職の意思を伝えたいです。
転職先と入社時期を決めたのにも関わらず、その時期に入社できないとなると、お互い気持ちのいいスタートが切れなくなります。
この2点の理由からも、退職の意思は早めに伝えるのがいいというわけです。
上司には口頭で伝える
普段から上司とメールやチャットでコミュニケーションを取っている方だと、気きまずさもあって退職の意思をオンラインで伝えてしまうという方は少なくありません。
しかし、退職の意思は口頭で直接伝えましょう。口頭で、面と向かって伝えるのは最低限のマナーです。
また、いきなり話すよりも、前もってアポイントを取っておくのがベターです。
例えば、「お疲れ様です。折り入ってご相談したいことがあり、恐縮なのですが、○日○時から15分程度お時間頂戴できませんでしょうか?」などです。
アポイントはメールやチャットでも構いません。
いきなり退職の話をしてしまうと、「この後会議だから」「忙しいから後で詳しく聞く」などとはぐらかされ、退職の意思をきちんと伝えられなくなる可能性も出てきます。
そのため、口頭、かつ前もってアポイントを取っておくのは円満退職するためにはいいというわけです。
もちろん、仕事の合間に伝えるのは、マナー違反なので注意してくださいね。
落ち着いた雰囲気の場所で話す
上司に退職の意思を伝える時、自席、もしくは上司の席で伝えるのはおすすめできません。
退職はあくまでデリケートな話なので、ゆっくり落ち着いて話せる場所で話すのが良いでしょう。
上述したとおりアポイントを取っておけば、会議室やミーティングスペースなど、抑えておくこともできます。
思いをきちんと伝えられるよう、場所選びも重視してくださいね。
上司より先に上司以外には伝えない
同僚や先輩と仲が良く、上司より先に退職の意思を伝えてしまうというケースは非常に多いです。
ただ、上司より先に会社の人に退職の意思を伝えるのは基本的にNGです。
なぜなら、退職の噂が回り、それが上司の耳に入る可能性があるからです。そうなると、退職の意思を伝えた時に「もう噂で聞いているよ」と上司の心象を悪くしかねません。
上司に最初に退職の意思を伝えるのは、円満退職のコツであり、マナーでもあります。
もし、同僚や先輩に退職・転職のことを相談してしまっている場合は、すぐに他言無用であることを伝えておきましょう。
引き止めにあった時の対処方法
ここまでのポイントを網羅して退職の意思を伝えれば、円満に話が進むでしょう。ただ、それでも引き止めにあう可能性があります。
引き止めにあうということは、それだけ残って欲しい人材だと思っているということです。辞めても何とも思わない人材を引き止めはしません。
そのため、引き止められても悪く思わず、誠実に対応しましょう。では、引き止めにあった場合、どのように対処するのが良いのか、具体的な方法についてご紹介します。
退職の決意は揺るがないことを伝える
引き止めに合う場合、昇給や昇進、配置転換などを提案してくるケースがあります。
もちろん、嬉しい気持ちにもなりますが、退職の決意は揺るがないことをきちんと伝えるようにしましょう。
上司が「説得すれば何とかなる」と思ってしまうと、一度の話し合いに止まらず、退職が長引いてしまう恐れがあります。
そのため、「引き止めていただくのはありがたいが、気持ちは変わらない」ことをきっぱり伝え、上司が納得するまで毅然とした態度で、意思の強さを示しましょう。
感謝の気持ちを伝える
退職の意思を上司が受け入れるのは、上司が「説得しても変わらない」と思った時です。そのため、感謝の気持ちを伝えつつ、退職の意思を伝えて引き止めを断るようにしましょう。
感謝の気持ちを伝えず、現職で抱えている不満などを言ってしまうと、「会社が改善すれば思いとどまってくれるはず」とあなたが残ることを期待して、延々引き止められてしまいます。
そのため、感謝の気持ちを伝え、改善や説得の余地がないことを示し、上司も「仕方ない」という考えになるように気持ちを伝えましょう。
編集部
スムーズに退職するためにも転職エージェントの利用は必須!
円満退職するためのポイント、引き止められた時の対処方法をご紹介しましたが、万全を期すためにも転職エージェントは利用しましょう。
編集部
そのため、円満退職してスムーズに転職先に入社できるよう、転職エージェントを頼るようにしてください。
そして、中でもおすすめの転職エージェントが「IT事務の教科書」です。
気持ちよく転職先に入社できるよう、IT事務の教科書は転職相談、求人紹介、面接対策、書類添削などの転職サポート、そして退職に向けたサポートを全力で行なっています。
そのためもし円満退職したい、円満退職できるか不安と思われる方は、是非一度ご相談ください!
希望の転職活動、円満退職を一緒に叶えましょう!