このようにお考えではありませんか?
この記事では、広告代理店がきついとお悩みの方に向け、下記を紹介していきます。
・仕事できついと思うことへの対処法
・広告代理店から転職していった人の体験談
編集部
広告代理店の営業がきつい理由とその対処法
広告代理店の営業がきついといわれている理由は下記の通りです。
・BtoCのクライアントは広告出稿のサイクルが早い
・入稿期限のプレッシャーを日々感じる
クライアントに振り回される
広告代理店の営業マンが、クライアントに振り回されるケースは多いです。
たとえば、クライアント社内でしっかり連携がとれている場合は問題ないのですが、決裁権をもった人物とスムーズな連携ができないと、広告代理店の営業マンが振り回されることになります。
また、クライアントとスムーズに連携ができて納品が近付いていたとしても、最終決裁者となる部長が「やり直し!」というと、再び0からのスタートになることもあります。
もっと言うと、0からやり直す場合は方針が180度近く変わることが多く、営業マンからすればかなりの不満とストレスになります。
編集部
BtoCのクライアントは広告出稿のサイクルが早い
広告の出稿ペースが早いクライアントを担当するとかなり大変です。
特に、BtoCのクライアントは出稿ペースが早く、シーズンごとに新商品の商戦をしかける必要があります。
商戦があるごとに広告代理店が10~20の案だしを行いますから、必然的に営業マンも忙しくなるのです。
そして、どのクライアントを担当するかは自分で決めることができないため、これといった対処法もありません。
ただ優秀な営業マンというのは、BtoCのクライアントを担当して、成果を上げることでのし上がっていきます。
編集部
入稿期限のプレッシャーを日々感じる
広告を扱う場合、出稿媒体やメディアなどが定めた入稿期限があります。
たとえば、「月末の24時までに納品しないと広告を公開できない」といったものです。
つまり、納品が間に合わないと全ての作業が無駄になるだけではなく、クライアントに大きな損失をもたらすことになってしまいます。
そしてこの入稿期限はゆとりがないことが多く、営業マンは常に緊張感をもって仕事をしなければいけません。
またクライアントの対応が遅れる場合も多く、入稿期限のギリギリになることが本当に多いです。
クライアントが外資系企業である場合、工数が増えますからさらに大変になります。
対処法として挙げられるのは、スケジューリングのノウハウや、クライアントとのコミュニケーションのとり方を工夫することです。
どんな細かい部分でもよいので、まずは上司に相談してみましょう。
特にクライアントとのコミュニケーションのとり方を押さえておくことは重要です。
大変だと思ったら転職も検討してみてください
広告代理店は、色々なメディアや広告媒体と接する仕事であるため華やかですし、何よりやりがいのある仕事です。
ですが、多方面でコミュニケーションをとる仕事というのは必然的に忙しくなります。
特に営業マンは会社同士の架け橋になる仕事ですから、心身ともに疲れることが多いです。
また、仕事には向き・不向きがあります。
自分で向いていないと感じる仕事に就くのは普通よりずっと疲れますし、何より「楽しくないな…」と考えながら仕事をする時間はとてももったいないです。
編集部
広告代理店から転職をするなら事務職がおすすめ!
広告代理店から転職をするのであれば、事務職がおすすめです。
なぜなら、事務職は広告代理店での経験が活きるだけでなく、広告代理店より「楽な点」「転職するメリット」などが多いからです。
編集部
広告代理店の営業より事務職が楽な点
まず、広告代理店の営業よりも事務職が楽な点は下記の通りです。
・入稿期限を考えながら深夜まで働く必要がない
・クライアントに振り回されることなく自分のペースで仕事ができる
広告代理店のようなプレッシャーが無い
まず、事務職には広告代理店で感じるようなプレッシャーがありません。
事務職は基本的に社内での資料作成や来客対応を任されるため、外部からのプレッシャーというものが全くないのです。
プレッシャーがない環境で仕事をすると、感じるストレスもかなり減りますから、生きやすく楽しい日常を過ごせるようになります。
入稿期限を考えながら深夜まで働く必要がない
事務職には入稿期限がありませんから、夜遅くまで仕事をする必要がなくなります。
事務職は基本的に定時で終わることが多く、夜からの時間を有意義につかうことも可能です。
また、広告代理店はクライアントの事情などから休日出勤を要求されることもありますが、事務職の場合は休日出勤もありません。
クライアントに振り回されることなく自分のペースで仕事ができる
先ほども紹介しましたのように、広告代理店はクライアント企業に振り回されることがどうしても多くなってしまいます。
ですが、事務職では基本的に任せられた仕事を自分のペースで行うことができるため、悠々自適に自分のペースで行うことが可能です。
そのため、「仕事は自分のペースでコツコツとやっていきたい」という方には事務職が向いています。
また、そういった人は、事務職の仕事をする中で活躍の幅も自然と広がっていくでしょう。
広告代理店の営業から事務職に転職するメリット
広告代理店の営業マンから事務職に転職するメリットは下記の通りです。
・副業で収入を自在に調整できる
・キャリアアップも狙える
趣味やプライベートを充実させられる
事務職は定時で終わることが多く、仕事量も膨大ではないため、休日や仕事終わりに疲れを引きずることがほとんどありません。
そのため、趣味やプライベートの時間を充実させやすいです。
使える時間がたくさんあるのは素晴らしいことで、「空いた時間をつかって何をしようか?」と考える時間があるだけで人生の幸福度も上がります。
副業で収入を自在に調整できる
「事務職って収入が少ないのでは?」と考える方もいることでしょう。
ですが、そのような心配をする必要は全くありません。
なぜなら、事務職で働きながら収入を増やしたいのであれば、空いた時間を利用して副業をすることで解決できるからです。
今となっては副業解禁の影響もあり、副業OKの会社が増えてきています。
ですから、自分が稼ぎたいと思ったお金だけ、自分のペースで働いて稼げばよいのです。
キャリアアップも狙える
事務職では、働きながらキャリアアップを狙うこともできます。
たとえば、ITで専門性の高いスキルや知識を身に着けたり、キャリアを重ねて外資系企業の事務職に就くことなどが考えられます。
キャリアアップを行うことで、収入を安定させつつも自分の時間をたくさん作れるようになるでしょう。
その分プライベートも充実させることができ、より楽しくて豊かな人生を送ることができます。
広告代理店の営業から事務職に転職した方の体験談
以下では、広告代理店の営業マンから事務職に転職した方の体験談を3つ紹介していきます。
1年目のときは研修期間などもあったため、営業の数字を持っておらず、それなりに楽しく仕事をさせてもらっていました。
しかし、2年目に入った途端に数字をもたされ、それがなんと月100万円という売上目標だったのです。去年の私の売上をもとに作られたノルマらしいのですが、高すぎる目標設定にモチベーションが全く上がりませんでした。
そもそも1年目は運よく50周年を迎えたクライアントの担当になったため大きな売上を出せただけだったので、そんなに自分に自信を持っているわけでもありませんでした。
しかし、今年はコロナの影響もあってか、提案すらも難しいような状況だったんです。
そして毎日のようにノルマを催促されてストレスは溜まるばかりで、しまいには部長に皆の前で怒鳴られ、転職を決意しました。
ノルマを持たされた後はとにかく激務に追われましたので、収入は少し落ちてもいいから仕事量が少なめの職場を探しました。そして最終的に選んだのが事務職だったわけです。広告業に携わっていたという経歴が気に入られたようで、結構すんなりと内定をいただきました。
事務職…最高ですね。ノルマがないというだけでこれほどストレスが無くなるとは思ってもみませんでした。ほんとよかったです。
私が転職した会社はワンマン社長が手綱を握っており、どの分野においてもかなり強い決裁権をもっていました。そんな社長に憧れもあり、最初は一緒に仕事ができることをとても誇らしく思っていたのですが、それも最初の1週間程度しか続きませんでした。
というのも、社長からのプレッシャーが半端ではなく、毎日毎日、私に売上をとるように催促してくるのです。本当に事細かいところまで注意されるような日々が3週間ほど続きました。最初は自分が未経験の業界だから仕方ないと思っていたし、朝早く起きて勉強したりもしていました。
勉強しては怒られてノルマを催促される、そんな日々が続いていたある日、土日明けに仕事に行こうと朝起きたら、強い吐き気と頭痛に襲われたのです。精神的にきているだけならまだよかったのですが、身体的なものには耐えられえず、会社を休むことに。
一度休むとどんどん会社へ行くことが怖くなり、そこから3日連続で仕事を休んでしまうことになります。社長が怒っているだろうなと思うと、さらに怖くなりました。
私は以前に自律神経失調症になったことがあったので分かるのですが、確実に同じ病の予兆が来ているのを肌で感じていました。
このまま続けるとまた倒れてしまうと考えた私は社長に転職することを伝えます。すると社長は特に大きなリアクションもなく転職を受けて入れてくれました。多分、私がやめることを分かっていたのだと思います。
とことんプレッシャーに弱くなった私は、転職エージェントにこれまでに経験を全て話しました。そして勧められたのが事務職だったのです。
私は言われるがままに事務職として雇われたわけですが、今ではその選択が正解だったと確信しています。
事務の仕事にはプレッシャーがありませんし、大きなストレスを感じることもありません。落ち着いてそれなりに楽しくやっているのですが、今でも広告をみると変な汗が出てきます。
当時、同期のほとんどは体調を崩してい去っていきました。信じられないという人もいるかもしれませんが、無茶を押しつける会社というものは存在します。
そんな中、私はチームリーダーを任せれ、自分の売上とチーム全体の売上を見なければいけない立場にいました。自分だけでも精一杯なのに無理だと思いつつも、どうにか身体にムチを打ちながらやっていました。
ですが、後輩のサポートが行き届かず、「このままではチームも自分も目標を達成できないのではないか」というプレッシャーに耐えきれず、精神的にかなりしんどかったです。
結果的にどちらの目標も達成できず、心の底から落ち込みました。
そして次の日の朝、部長に直接「自分は今の仕事に向いていないと思うので辞めさせてほしいです」と言いました。すると部長は突発的なものであることを見抜いたのか、「今日は帰れ」とだけ返されて終わりました。ですが次に日になっても辞めたいという気持ちは変わらず、同じように部長に伝え、退職が決まりました。
退職後は1ヶ月ほどのんびりした後、事務職へ転職することになります。働き始めるのはとても不安でしたが、事務職の仕事自体が落ち着いていたおかげで、ゆっくりと身体をならすことができました。今は自宅でちょっとした副業をしつつ、ストレスの少ない環境で過ごせています。
体験談を見てみると、やはり広告代理店特有のストレスにきつさを感じていた人が多くいる印象です。
編集部
まとめ
この記事では、
・広告代理店が事務職より楽だと感じる点
・広告代理店から事務職に転職するメリット
広告代理店の営業は、他の営業職にない独特のきつさがあります。
そして仕事をする中で多くの方が体調を崩してしまうような厳しい職場環境です。
編集部
転職をすることで、ストレスが少なく、あなたにとって楽しく働ける環境というのが必ず見つかります。