「転職しないほうがいいと思う理由」TOP10が明らかに。体験談を交えてご紹介!

仕事の悩みや人間関係のトラブルが原因で転職を考えている方も少なくないと思います。ただし、感情的になっていると冷静な判断が自分ではできないもの。そんな方に朗報です!

株式会社ビズヒッツが、転職経験のある男女500人を対象に「転職しないほうがいいと思うケースに関する意識調査」を実施。回答数上位10位までを、具体的なエピソードを交えながらランキング形式でご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

10位「他社が良さそうに見える」

「他社の待遇が良く見える」「他にもっといい会社があるんじゃないか」という理由で転職したい場合には、一度思いとどまるほうが良いと考える人がいるとわかりました。その理由として、「どんな会社にも欠点はある」「後悔しやすい」などが寄せられています。

エピソード

・隣の芝生が青く見えるとき。今がイヤで、他社のいいところしか見えていないから(30代男性)
・転職したら新しい勤務先の悪いところが見えてきます。逆に以前に勤めていた会社のいいところに気がつきます(60代以上男性)

9位「感情的に決めてしまう」

感情的になっていると、現職の悪い点しか見えなくなるもの。「一時期の感情で自分を見失って転職を決めると、後悔すると思う」という厳しい意見も。「感情的に辞めると、面接時に後ろ向きな理由であることが伝わってしまう」という経験をした方もいるようです。

エピソード

・衝動的な動機で転職するのは思いとどまったほうがいい。あとから感じ方が変わることもあるから(30代男性)
・計画性のない一時的な感情による転職は思いとどまるべき。自分の職業経験にとってプラスにならない(40代男性)

7位「職場への不満のみ」(7位は同率)

「職場に不満があったものの、環境改善のための努力をしたら状況がよくなった」という体験談も寄せられました。

エピソード

・転職を考えるより先に、環境改善策を考える方がいいと思います(20代女性)
・職場に対する不満だけで転職を考えているのならば、思いとどまった方がいいと思います。職場に対する不満で転職するのはネガティブな感じがします(60代以上男性)

7位「残業・休日に不満」(7位は同率)

「業務に慣れてくれば時間短縮できる」「部下ができるなど立場が変われば、時間も変わる」という意見が寄せられました。また、「転職先でも忙しいときは残業することになると思うから、転職しても問題は解決しない」などの厳しい意見も挙げられました。

エピソード

・残業はどこにでも存在する。残業代が出ているなら、我慢して様子を見た方がいいと思う(30代女性)
・有休が取りづらい会社はたくさんある。その他の待遇や人間関係が良好なのであれば転職しないほうがいい(30代女性)

6位「短期間での離職」

入社してすぐに辞めたいと思っても、可能な限り続けた方が良いという結果に。理由として「短期間での離職は、転職活動で不利になる」「続けていたら仕事がおもしろくなることもある」が挙がりました。また、「業務が合わないなら、上司と面談することをおすすめします」という意見も寄せられています。

エピソード

・浅い入社年次での退職は、転職面接時にマイナスになる可能性が高いと思います(20代男性)
・仕事を続けることにより、新たな発見があったり、経験を積めたりする(30代男性)
・仕事の流れがわかるまでは不愉快なことも多い。けれど半年~1年は仕事の流れを把握するのに必要な期間だと思う(40代女性)

5位「現職の給料・福利厚生が充実」

「現職の給料・福利厚生が充実しているのであれば、思いとどまったほうがいい」と考える人も多いようです。「妊娠・出産・育児などで環境が変わっても長く働けるのかを確認しないと、自分が損をする」という現実的な意見も。また、「小さな会社に転職したら、保険関係の手続きが遅くて失敗した」という体験談も寄せられました。

エピソード

・現職のお給料や福利厚生がしっかりしているのであれば、転職すると後悔する可能性が高い(30代女性)
・現職と同程度の好待遇で雇ってくれる企業があるのか、よく考えた方がいいと思います(40代男性)
・給料・福利厚生が転職前より悪くなるときは思いとどまったほうがいい。モチベーションが下がるため(60代以上男性)

4位「転職理由があいまい」

はっきりとした目的や目標がないまま「今の職場をなんとなく辞めたい」「とにかく辞めたい」という理由で転職するのは避けた方が良いという結果が4位に。理由として「すぐ転職するクセがついてしまう」「目的・目標がないと応募書類を作りにくいし、面接でも熱意が伝わりにくくて不利」との意見が寄せられました。また、「転職を考えるなら、まずやりたいことをハッキリさせてから行動に移したほうがいい」とアドバイスをくれる方もいました。

エピソード

・「なんとなく」で転職をしてしまうと、職場によっては「前の仕事の方がよかった」と思ってしまう(20代男性)
・なんとなく仕事を辞めてしまうと、転職理由を聞かれたときに見抜かれて、採用が不利になると思います(30代男性)
・「とにかく今の仕事環境から逃れたい」という理由はやめたほうがいい。「逃げ出せばいい」という成功経験が植えついてしまい、転職先でも同じことを繰り返す可能性が高い(40代女性)

3位「収入に不満」

「転職後は給料ダウンするケースが多い」「スキルがなければ、転職による年収アップは難しい」という声があがりました。また、「収入・待遇を友人・同級生と比べて、劣等感から転職を決めるのはよくない」というコメントも出ました。

エピソード

・とくに若い年代の場合ですが、長い目でみれば給料は少しずつでも上がっていくし、同じ会社で頑張っていれば出世できる可能性が高いので(20代男性)
・給料が高くても、残業時間が増える可能性がある。給料だけで転職しないほうがよい(30代男性)
・いくら給与が良くても「休日返上」「残業が多い」など働き方に問題がある職場もあるから(40代女性)

2位「仕事内容に不満」

仕事内容を理由に転職をするのは避けた方が良い、というのが2位にランクイン。「現状を改善できる可能性があるから」「意識次第で変えられることもあるから」などの理由が集まりました。実際に「仕事が多すぎて辛かったが、上司に相談したら増員してもらえた」という人もいました。

エピソード

・今の仕事が嫌で転職すると、転職先の仕事もだいたい好きにはなれない。また転職したくなる(20代女性)
・仕事がつまらないのは今だけかもしれないから。また交渉次第で現状を打破できる可能性があるかもしれないから(30代女性)
・おもしろくない仕事をおもしろくしてこそ自己の成長があるから。「仕事がおもしろくないから」と辞める人は、次の職場も同じ理由で辞める(60代以上男性)

1位「人間関係に不満」

パワハラではなく、ただ上司・同僚が嫌いだからという理由であれば、転職は避けるべきだという意見が最も多く、第1位となりました。理由は「異動で人間関係が変わるかもしれないから」「どこに行っても合わない人はいるから」でした。

エピソード

・現状の人間関係がよくなくても、いつまでも続くわけではない。仕事内容・給料に不満がなければ辞めるのはもったいないと思う(20代女性)
・相談すると別部署に異動させてくれる可能性が高いから(30代男性)
・「人間関係がしんどいから転職したい」だけなら、転職はやめた方がいいと思います。どこにいっても人間関係はしんどいです(40代女性)

冷静に転職理由や現状を見つめ直してみよう

全体的に「人間関係・仕事内容・収入など、現職への不満から転職を考えているなら、思いとどまったほうがいい」という人が多い結果になりました。

「キャリアアップなど前向きな理由で転職するのがいい」「まずは現状を改善しようという努力をしてみるべき」というアドバイスも寄せられました。

いずれ転職をするにしても「すぐには辞めない」「冷静に転職理由や現状を見つめ直してみる」ことが大切だと、株式会社ビズヒッツは分析しています。

株式会社ビズヒッツ

社名:株式会社ビズヒッツ
所在地:〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者: 代表取締役 伊藤 陽介
設立:2009年1月19日
事業内容:WEBメディアの運営・コンサルティング
URL:https://bizhits.co.jp/

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