「本当にボーナスもらえるのかな?」
「もし転職後にボーナスなしってことが分かったらどうしよう…」
この記事では、下記について詳しく解説していきます。
- 「ボーナス(賞与)は業績による」の正体
- ボーナスを確実にもらうための方法
- ボーナスが支給されやすい職種
ボーナスのありなしは、年収に大きな影響を与えます。
ボーナスがあることで、好きなものを買い、好きなところへ旅行に行くこともできるでしょう。
この記事を読むことで、しっかりとボーナスを貰う準備を整えることができます。
ぜひ最後までお付き合いください。
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「賞与(ボーナス)は業績による」の正体
当社で行った調査によりますと、事務職で夏のボーナス(2020年)が支給された人は全体の70%、支給されなかった人は全体の30%であることがわかっています。
支給されなかった人の理由は下記の通りです。 編集部
上記から分かる通り、少数ではあるもののノルマを達成できなかったことでボーナスが支給されていない人はいます。
裏を返せば「業績が良ければボーナスが支給されていた」ということにもなります。
このことから、「賞与(ボーナス)は業績による」と書かれている場合、「業績が良ければ支給されるが、悪ければ支給はされない可能性がある」と認識しておくのが正しいといえます。
ブラック企業かも?「業績による」と企業が記載する理由
「ボーナスの支給は業績による」と記載するのは、下記のような意図が企業側にあるためです。
編集部
-
- 「業績によってはボーナスを支給しません」という意味を含んでいる
- 最初からボーナスを支給するつもりが無い
それぞれについて詳しく解説していきます。
「業績によってはボーナスを支給しません」という意味を含んでいる
もっとも多いのは「業績によってはボーナスを支給しません」という意味を含んでいる場合です。
これを「業績連動型賞与制度」とも言います。
具体的に言うと、「3カ月連続でノルマを達成できなかった」「ミスで会社の売り上げを下げてしまった」などの行為によりボーナスの支給が無くなることがあります。
会社によって規定が異なりますので、事前に聞いておくとよいです。
また、そもそもボーナスというのは個人の業績に対するものであるため、ボーナスを支給しなくても違法にはなりません。
ただし、労働規約に「ボーナスの支給あり」と明記されている場合は、裁判所により支払いが命じられる場合があります。
最初からボーナスを支給するつもりが無い
「賞与あり(業績による)」という記載がありながらもボーナスを支給しないというブラック企業も存在します。
「ボーナスなし」と記載してしまうと採用率が下がってしまうため、半ば嘘のようなかたちで「賞与あり(業績による)」と記載しているのです。
こういったブラック企業に転職しないために、あらかじめ対策しておく必要があることを覚えておいてください。
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ボーナスを確実にもらうための対策
ボーナスを確実にもらうためにも、下記2点の対策を徹底するようにしましょう。
編集部
上記2点について詳しく説明していきます。
転職前に賃金規定を確認しておく
応募先の企業の資料に「賞与あり(業績による)」と記載されている場合は、「賃金規定や賞与支給の基準がハッキリとしているか」という点を確認してみてください。
賃金規程や賞与支給については、転職サイトにある求人要項を見ることで把握できます。
「求人要項を見るだけでは不安だ」という方は転職エージェントに相談するとよいです。
転職エージェントは会社の給与体系やボーナス支給額の算出方法などのついて詳しく知っています。
ボーナスは年収の増減に大きく関わりますので、直接聞きづらいという方は転職エージェントに聞いてみてください。
転職後にボーナスが気づいてしまっては手遅れですから、転職前にできることは全て行っておきましょう。
安定的にボーナスが支給されやすい業種を選ぶ
安定的にボーナスが支給されやすい業種を選ぶことも一つの対策です。
「アパレル」「小売り」など業種によっては、そもそもボーナスの支給がない場合もあります。
そのため、ボーナスがしっかりと支払われる業種を知っておくことは非常に大切です。
次章では、当社の調査をもとに、比較的ボーナスが支給されやすい業種を紹介していきます。
比較的安定的にボーナスが支給される3つの業種
比較的安定的にボーナスが支給される業種は下記の3つになります。 編集部
上記の職種について、一部当社の独自調査で得たデータと共に解説していきます。
エンジニア
エンジニアは安定しているかつ、平均より高めのボーナスをもらえやすくなっています。
なぜなら、エンジニアは他の職種より需要が高く、一人あたりの売り上げ単価が高いためです。
実際、リクナビNEXTの調査では「59.2万円」と比較的高い位置づけとなっています。
(参考:リクナビNEXT『エンジニア1,000人を調査』)
https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002120
また、エンジニアは技術職のイメージが強く、未経験だと難しいイメージを持ちがちですが、「未経験可」の求人はあります。
エンジニアはキャリアップもしやすく、経験を積むことでフリーランスとして自由な働き方をすることも可能です。
興味のある方は『IT事務の教科書』にぜひご相談ください。
営業
営業は必ずといって良いほどボーナスが支給されます。
なぜなら、営業は直接的に売り上げに貢献する職種であり、ボーナスの査定を行いやすいためです。
たとえば、「月の売り上げ目標120%達成を3カ月間達成できていれば10万円の賞与」などの基準が考えられます。
さらに営業はボーナスに加え、月々にインセンティブが設けられている場合も多いため、他の業種に比べても年収が高いです。
実際の月収例でいうと「25万円(固定給)+5万円(インセンティブ)+70万円(ボーナス)=100万円」となります。
年収が上がることで、お金を気にせずに好きなところに旅行に行くことも可能です。
旅行や買い物が仕事のモチベーションにもなりますので、良い相乗効果が生まれます。
IT事務職
IT事務職は職場環境が良く、ボーナスの支給額が高いため非常に人気のある職種です。
事務職には営業事務、人事事務など色々ありますが、中でもIT事務職のボーナスは高い傾向にあります。
実際、当社が実施した調査でもIT事務のボーナスが平均31万6,000円と最も支給額が高かったです。
IT事務職に就くことで、安定した給与やボーナスを得ることができ、休みも比較的とりやすいです。 そのため、仕事とプライベートをしっかりと分け、どちらも充実させたい人に向いています。 この記事では、「ボーナスあり(業績による)」と記載している会社の特徴、「ボーナスを確実に受け取る転職方法」などについて詳しく解説してきました。 安定的にボーナスを得たいと考えている方は、しっかりとリサーチした上で転職することをおすすめします。 リサーチにあたり、「間違いのない情報を得たい」「転職で失敗したくない」という方は転職エージェントを利用してみるとよいです。 なお、ボーナスの支給が安定している「エンジニア」「営業」「IT事務職」などへの転職をお考えの方は『IT事務の教科書』にご相談ください。まとめ|安定的にボーナスを得たいなら転職しよう