ネットワークエンジニアについていけないと感じた時の対処法やオススメの転職先を紹介

「ネットワークエンジニアの仕事についていけない…」

「今の仕事を続けられる自信がなくなってきた…」

「転職も検討しているけど、それ以外の対処法ってあるのかな?」

このようにお考えではありませんか?

この記事では、ネットワークエンジニアとして働く方々に向け、下記について紹介してきます。

・ネットワークエンジニアをしていて「ついていけない…」と感じた瞬間
・仕事についていけないと感じたときの対処法
・ネットワークエンジニアから事務職に転職した人の体験談
記事を読むことで、今の悩みをスッキリと解決することができます。

編集部

今の自分が持つ不安や不満を払拭し、ストレスのない環境を手にいれましょう!

ネットワークエンジニアが「もうついていけない…」と感じた時

ネットワークエンジニアをやっていると、仕事の疲れから「もう業務についていけない…」と思うことも多いのではないでしょうか。

以下では、ネットワークエンジニアが疲れたと感じる瞬間を紹介していきます。

生活スタイルが乱れやすいため体調を崩しやすい

ネットワークエンジニアは生活リズムが乱れやすく、体調を崩しやすい傾向にあります。

ネットワークエンジニアの仕事内容は、提案~監視まで色々とありますが、中でも保守と運用・監視を担当する人は、深夜や早朝での対応があるため、生活が不規則になりがちです。

生活が不規則になると、身体の抵抗力が弱まり、風邪や病気をもらいやすくなってしまいます。

規則正しい生活をすることは大切です。
上流工程のお仕事や、開発のお仕事などを選べば日中帯だけの対応で良くなりますので、早朝・深夜に弱い人はぜひ参考にしてみてください。

書類作成や雑務でやりたい仕事が全く進まない

ネットワークエンジニアは、やりたい仕事があっても、書類作成や雑務などに追われ、結局何もできずに1日が終わってしまうことがあります。

書類作成といえば、

  • 社外の打ち合わせで使う資料の準備
  • 帰社した後の議事録の作成
  • PJスケジュール表の作成

などがあり、会社によってはそのほとんどを対応しなければいけません。

そして、やりたいことができないというのは、仕事をする上で何よりのストレスになります。

ただ、これらの書類作成はPM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)などの上級職を担当する人も通ってきた道です。

ですから、「キャリアップするためなら仕方ない」と割り切って仕事を進めることが重要になります。

IT技術の進化についていくのに疲れた

IT業界はとにかく技術の進歩が速いです。

たとえば、現代のネットワークエンジニアは、技術の知識を学ぶことは当然で、サーバーやストレージ、ソフトウェアまでを理解し、さらには全体を俯瞰することを求められます。

ただでさえ業務時間が長いネットワークエンジニア。それらに加えて勉強となると、疲労やストレスもかなり大きなものになるでしょう。

勉強が好きな人であればよいのですが、そうでない人にとってはかなり辛い仕事だといえます。

勉強が苦手な人は、これまでIT技術の進化に対応してきた上司に、「勉強方法」「情報の取りどころ」などについて教えてもらうとよいです。

人間関係が思うようにいかない

どのような仕事にもあることですが、エンジニア界隈では特に人間関係で悩みやすいです。

たとえば、

・指示を出す上司と上手く噛み合わない
・クライアントを担当するエージェントと上手くいかない
・仕事をミスした後に気まずくなって話しかけられなくなった
など、エンジニアならではの悩みは数多くあります。

さらにエンジニアの場合、人間関係が上手くいかないと仕事に大きな支障がでるため、ストレスや不満も普通の仕事より大きいです。

人間関係については、人と上手く接することも仕事のうちだと思い、我慢して乗り切るしかありません。

仕事についていけないと思った時の対処法

「もうこれ以上仕事についていけない…」と思った時の対処法は下記の通りです。

・キャリアップの一環だと思って我慢する
・自分なりのロードマップを作る
・落ち着いた労働環境に転職する
以下では、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

キャリアップの一環だと思って我慢する

ネットワークエンジニアの仕事のキツさは、これまでキャリアアップをしてきた上流職の方々も必ず経験してきている、いわば登竜門です。

ですから、PLやPMといった上級職を目指したい人は、キツい仕事も全てキャリアップのためだと思い、ひたすら耐えるしかありません。

とはいえ、体調を崩したり、人間関係が上手くいかないからといって退職を繰り返していては、どれだけ仕事を積んでもキャリアアップにはつながりません。

編集部

資本である自分の身体に気を遣いながら、「地味に下積みを重ねていこう」という気持ちを持つことが大切です。

自分なりのロードマップを作る

仕事に疲れ、何をやりたいのか見失いそうになったら、自分なりのロードマップを作ってみましょう。
ロードマップとは、あなたが理想とする未来までの道のりを描いた戦略のようなものです。

ロードマップを作るメリットは下記の通り。

・仕事に無駄が無くなる
・モチベーションが上がる
自分にとってやりたいことが明確になる
など、さまざまなメリットがあります。

そして作り方も簡単です。
まずは、あなたが将来やりたいと思っている仕事や、働いてみたいと思う職場環境などをゴールとして設定します。

後はそのゴールに向け、逆算しながら道のりを書いていくだけです。

編集部

「自分が今なにをやりたいのか分からない」という人はぜひ試してみてください。

落ち着いた労働環境に転職する

これまでに紹介した対処法に効果がなさそうであれば、転職を検討しましょう。

たとえば、下記に当てはまる人には転職をおすすめします。

・会社の業務方針や対応する案件内容に合わない
・今の会社にいてもキャリアアップのチャンスが無さそう
離職率が高い、給与が少ないなど、ブラック企業の可能性が疑われる
上記のいずれかにあてはまる場合、そもそも在籍している会社に原因がある可能性が高いです。

そして幸いにも、ネットワークエンジニアとして仕事をした経験というのは、IT業界のあらゆる職種で役立ちます。

編集部

エンジニアに向いていないと思ったのであれば、労働環境が安定しているIT事務職に、ネットワークエンジニアを続けたいのであれば、自分が提示する条件をのんでくれる企業に転職するとよいでしょう。

転職するなら事務職がオススメ!

転職をお考えの方には、事務職がおすすめです。

事務職であれば、ネットワークエンジニアで会得したスキルを活かすことができますし、現職より落ち着いた職場環境になる可能性も高いです。

事務職のメリット

事務職に転職するメリットは下記のようなところにあります。

・事務職でもキャリアアップが可能
・残業が少ないためストレスや不満が少なくなる
・日中帯の仕事になるため規則正しい生活を送れる
など、事務職には様々なメリットがあります。

何より事務職は、職場が安定しており、定時に仕事を終われるケースがほとんどです。

そして、事務職の中でも、ITの知識やスキルを活かしやすいIT事務職は人気があります。
そんなIT事務職に興味がある方は、ぜひ『IT事務の教科書』にご相談ください!

エンジニアから事務職に転職した人の体験談

では実際に、エンジニアから事務職に転職した人の体験談を見てみましょう。

(ネットワークエンジニア からIT事務職に転職した28歳女性)
私は、ネットワークエンジニアとして働き始めて2年で事務職に転職しました。
エンジニアは未経験からだったので、最初は雇ってくれたことに感謝しつつ雑務や資料作成等の仕事も積極的にさせてもらっていました。ですが、いつになってもその状況が変わらず、少しずつ限界を感じるようになっていったのです。
「あと何年もこんな仕事を続けるのはちょっと無理だなぁ」と、常々考えていました。転職を考えるきっかけになったのは、残業が増え始めたことからだったと思います。
毎年10~11月にかけて繁忙期なのですが、その年は明らかに例年より仕事が多かったです。それも、これまでと同じように資料作成や事務処理ばかり…もうこれは無理だと思い、転職を決心した次第です。
エンジニアでやっていく自信が全く無くなっため、友人から勧められた通り事務職に転職してみました。
事務職を始めて一番驚いたのは、エンジニアとして働いた時と比べ、仕事量が半分くらいになったことです。え、こんなのでいいの?と思うばかりでした。
事務職として働くまではワークライフバランスなんて考えたことなかったですが、今はそのどちらも充実させることができています。
(ネットワークエンジニアからIT事務職に転職した25歳女性)
ネットワークエンジニアで保守と運用・監視をやっていました。
朝がどうしても苦手だったので、深夜帯を担当していたのですが、半年を過ぎくらいから体調が徐々に悪くなっていくのを感じていました。
仕事も中々ハードだったため、仕事が終わる早朝に家路につき、そのまま帰って夜まで寝るような生活が続いてました。日差しを浴びなかったのがいけなかったのか、なんだか憂鬱な気分になることが多くなっていました。あと、監視ってすごく単調な仕事なので、やりがいを感じられなかったのもあったと思います。
仕事の最中も、休日も、このままこの仕事を続けていていいんだろうか?と考えてばかりでした。
そしてなんとなく転職サイトを眺めていると、IT事務職という仕事を見つけ、詳しく調べていくうちに転職の意欲が高まってきたのです。今のITの知識も活かせるし、仕事の環境もすごく落ち着ているように感じたらだと思います。そして私は、とりあえず今の環境を変えたいという一心でIT事務職の仕事に転職しました。
結果的にはかなり良かったと思います。仕事量は若干増えたように思いますが、やりがいを持ちながら仕事をできることが何より嬉しいですね。自分の仕事の一つ一つが役に立ってるんだなぁと実感できるのは、本当に幸せなことです。
(ネットワークエンジニアからIT事務職に転職した29歳の女性)
キャリアアップのチャンスを逃し続けて4年、様々なストレスに耐えられなくなり転職しました。キャリアアップができなかったのは、当然自分の能力不足もあったと思います。ですが、会社の労働環境も間違いなくその一因だったと考えています。
人間関係や労働環境にもストレスを感じていたのですが、最もストレスだったのは「早くキャリアアップしなければいけない」という重圧です。それらから解放されたいと思い、私は転職しました。
転職の際は、誰かに相談したかったのもあり、転職エージェントさんに相談しました。どのような相談をしたか詳しくは覚えていないのですが、とにかくストレスの少ないところで仕事をしたいと話しました。そして転職エージェントさんが紹介してくれたのが事務職だったわけです。
IT業界とはいえ、未経験の業種だったので、多少のためらいはありましたが、ストレスが少なくなるのならと思い、転職を決意しました。
転職後、全くストレスが無いということはありませんが、前職に比べるとかなり肩の力を抜いた状態で仕事ができています。
あと、事務職でもキャリアアップは可能だということだったので、自分のペースでゆっくりと勉強していきたいと思っています。

以上が、実際にネットワークエンジニアから事務職に転職した方々の体験談になります。

それぞれ転職理由は異なりましたが、やはり業務に対してストレスを感じている人は多いようです。

体験談を語ってくれた方々のように、今の環境を変えたいと思うのであれば、自分からアクションを起こす必要があります。

編集部

もし、今のあなたも何かを変えたいとお考えなのであれば、これを機に一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、「もうついていけないかも…」とお考えのネットワークエンジニアの方に向け、

・「もうついていけない…」と感じた瞬間
・仕事についていけないと感じたときの対処法
・ネットワークエンジニアから転職した人の体験談
などを紹介してきました。

ネットワークエンジニアは、想像するよりずっと大変なお仕事です。
そのため、「こんな仕事がしたいわけじゃなかった」と後悔する人も多い傾向にあります。

もし、あなたもそのようにお考えなのであれば、ぜひ自分以外の人に相談をするなどの行動を起こしてみてください
上司に相談しづらいことであれば、転職エージェントに相談してみてもよいです

仕事で悩み、現状を打破したいのであれば、後回しにせず、今一歩を踏み出しましょう。

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