人材紹介営業がきついと感じた時の対処法や営業から事務に転職するメリットをご紹介

人材紹介営業が思ってた以上にきつい…

人材紹介営業をしている人はどう乗り切っているんだろう?

転職も視野にいれてるけど、行動にうつすまでの勇気が持てない…

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

この記事では、人材紹介営業にきつさを感じている方に向け、下記を紹介していきます。

・人材紹介営業がきついと感じる瞬間
・人材紹介営業がきついと感じた時の対処法
・人材紹介営業から他職種に転職した人の体験談
記事を読むことで、今あなたが持つモヤモヤや不安を解決することができます。

編集部

つらいと感じる現状から脱却し、ストレスの無い日々を掴み取りましょう!

人材紹介営業がきついと感じる時とその対処法

以下では、人材紹介営業がきついと感じる時と、その対処法について解説していきます。

仕事に対して不安や不満をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

土日や20時以降にも仕事をしなければいけない

人材紹介営業の営業マンは、土日や20時以降に仕事をしなければいけません。

なぜなら、求職者の予定に合わせて18時以降や土日に面談やカウンセリングを行う場合もあるからです。

そして、休日出勤や残業を行っても、劇的に給与が変わることはほとんどありません。

また、日中帯が忙しくなるほど20時以降の仕事も増えますから、日々激務に追われる人も多いです。

このような激務を乗り切るためには、高いモチベーションをキープし続けることが大切です。

たとえば、高いインセンティブや高いボーナスを目標にし、愚直に仕事するという対処法があります。

編集部

「次にボーナスが出たらブランド物の時計を買おう」などと、ポジティブな気持ちを持って仕事に打ち込んでみましょう。

派遣した人に振り回される

人材紹介営業が他の営業職と大きく異なるのは、人を商品として扱うという点です。

そして人を扱う人材紹介営業では、派遣スタッフや担当する求職者に振り回されることがよくあります。

たとえば、

「この人なら面接をばっくれたりしない」
「この人なら仕事を途中で辞めたりしない」
などと信頼をしていた派遣スタッフに面談をドタキャンされたり、内定承諾をして、入社直前に辞退を申し出てきたりします。

派遣スタッフに裏切られると「結局、自分だけが怒られてきつい…」と思うかもしれませんが、人材紹介営業の営業マンする以上、誰もが経験することだとです。

こういったことは、「人を相手にする営業だから仕方がない」と割り切るしかありません。

編集部

つらい部分ではありますが、会社外でストレスを発散させるなどして上手く向き合っていきましょう。

ノルマがきつい

営業職ということもあり、ノルマにきつさを感じる人も多いです。

先ほども紹介した通り、人材紹介営業は人を商品に扱うため、外部的な要因に左右されやすくなっています。

つまり、ノルマの達成には運の要素があり、どれだけ頑張ったとしてもノルマの達成に繋がらない可能性があるのです。

ノルマを達成し続けるためには、やはり高い成果を残し続けている上司からノウハウを盗むほかありません。

・メールの送り方
・営業のパターンや独自の法則
・コネクションの作り方
・求職者のグリップの握り方
など、同じ会社に勤めていても、持っているノウハウが全く違う場合があります。

成果を残したい人は、高い成果を残している人の後ろに張り付いて、たくさんの研究を重ねてみましょう。

転職も一つの対処法として持っておこう

仕事にきつさを感じるのであれば、転職も一つの対処法として持っておきましょう。

仕事には向き不向きがありますから、必ずしもあなたに人材紹介営業が合っているとも限りません。

特に、人材紹介営業は他の職種に比べてきついといわれる仕事です。

さらには業界的にも参入障壁が低いため、多くのライバル会社やライバル営業マンが存在します。

編集部

ですから、仕事がきつく、続けていく自信がなくなったら転職を検討してみてください。

人材紹介営業での経験を活かせば、様々な分野で活躍することができます。

転職するなら事務職がおすすめ!

転職をするのであれば、事務職がおすすめです。

特に「自分はあまり人材紹介営業に向かないかも…」とお考えの方には向いている可能性があります。

なぜなら、事務職には、人材紹介営業の仕事にはないメリットや、比較的に楽なポイントがたくさんあるからです。

では、具体的にどのようなメリットがあり、どのようなところが楽になるのでしょうか。

事務職が人材紹介営業より楽なポイント

事務職が人材紹介営業よりも楽なポイントは下記の通りです。

・きつい営業活動をしなくて良い
・ノルマがないため悠々自適に仕事ができる
・きつい残業がなくなる
それぞれについて見ていきましょう。

きつい営業活動をしなくて良い

事務職には、人材紹介営業で苦しみがちな営業活動が一切ありません。

人材紹介営業には、

  • パートナー企業を獲得するための営業
  • 無駄足になりがちなパートナー企業との打ち合わせ
  • クライアントを獲得するためのテレアポや飛び込み営業

など、きつい営業活動がたくさんありますが、事務職に転職すると、これらの仕事から一気に解放されます。

これまでのストレスや不満が嘘のように無くなるでしょう。

ノルマがないため悠々自適に仕事ができる

事務職にはノルマがありませんから、自分のペースで悠々自適に仕事を進められます。

限られた時間の中で仕事をこなす必要はありますが、ノルマのような強いプレッシャーを感じる必要がありません。

また、人材紹介営業を経験していると、「営業職の人の気持ちがよく分かる人材」として会社からも重宝されます。

きつい残業がなくなる

人材紹介営業は仕事量が多いため、必然的に残業が多くなります。

その点、事務職は定時で終わることが多く、仕事量も落ち着いています。

繁忙期に仕事が増えることはありますが、残業手当がしっかりとつく会社を選べば、大きなストレスを抱えずに済みます。

何より、人材紹介営業で働いてときほどの残業に悩ませられる心配は一切ありません。

人材紹介営業から事務職へ転職するメリット

人材紹介営業から事務職へ転職すると、下記のようなメリットがあります。

・人に振り回されることなく仕事できる
・クライアントと求職者の板挟みにされるストレスがない
・規則正しい生活と充実したプライベートが手に入る
以下にて詳しく解説していきます。

人に振り回されることなく仕事できる

人材紹介営業は、派遣スタッフや、クライアント先の担当者など、様々な人に振り回されがちです。

その点、事務職は、人に振り回されることなく仕事をすることができます。

とはいえ、事務職でも「来客対応」「電話対応」など、人と接する仕事が無いこともありません。
ですが、一切営業をする必要がないため、とても楽な気持ちで対応することができます。

臨時で発生する仕事もありますが、基本的には仰せつかった仕事を時間内に終わらせるだけでよいのです。

クライアントと求職者の板挟みにされるストレスがない

人材紹介営業では、クライアントと求職者の板挟みに合うことがよくあります。

人材紹介でいうと、内定を出してくれた企業に対して入社を決めていた求職者がばっくれてしまい、企業からクレームが入ってしまうことがあります。

人材派遣でいうと、派遣社員に対するクライアントからのクレームと、派遣社員の言い訳という板挟みで悩むことが多いです。

その点、事務職は社内での仕事がメインになるため、板挟みで悩むことはほとんどありません。

メールや電話などで他社とやりとりをすることはありますが、該当部署につないだり、伝言を残しておいたりする程度となっています。

規則正しい生活と充実したプライベートが手に入る

人材紹介営業は、日ごろの疲れや残業の多さから、生活リズムが乱れがちです。
中には残業が終電近くまで続き、十分な睡眠時間を確保できていない人もいることでしょう。

その点、事務職は基本的に定時で仕事が終わるため、規則正しい生活リズムを刻むことができます。

規則正しい生活が続けば土日も精力的に活動できますから、プライベートの充実にもつながります。

人材紹介営業から事務職へ転職した人の体験談

以下では、実際に人材紹介営業から事務職へ転職した人の体験談を紹介していきます。

(人材紹介営業から事務職へ転職した26歳の女性)
人材紹介営業にはブラック企業が多いというのは、実際に転職してみて知ったことでした。
入社して1カ月くらいは研修ということで甘やかしてくれるのですが、3か月以降からは他の社員と同じノルマになり、それはもうせっせと働きました。そして結果、まごうことのないブラック企業であることも分かりました。
まず、正社員なのにも関わらずまともな残業代がつかない。というか、上限20時までが支給されるというみなし残業だったので、手当がついたとしても本当に雀の涙ほどでした。
また、ノルマが中々達成できないというのも、個人的にはきついと感じるポイントの一つでした。私が人材紹介営業を辞めたいと思ったのも、ほとんどそこに原因がありました。
たとえば、「経験はあまり無い」「なんか暗い」という方を担当させてもらったとき、一次面談でドタキャンされる(というか音信不通)なんてことはよくありました。
そんな経験を経て、もう人に振り回されたくないと思った私は事務職へ転職することを決めたのでした。
営業の経験があるということで、かなりすんなりと内定をもらい、逆に「この会社大丈夫なかな?」と心配になりましたね。しかし、そんな心配は良い意味で裏切られ、とても良い会社だったのです。前職がブラック企業だったということもあって、より大きなギャップを感じたのだと思います。そういう意味では人材紹介営業をしていてよかったな…と素直に思いました(笑)
(人材紹介営業からIT事務職に転職した27歳の女性)
新卒で人材紹介営業の世界にはいって3年が経った頃、ほとんど毎日のように転職したいと思いながら仕事をしていました。最終的にはそこから3カ月足らずで転職をしたのですが、それまでに散々悩みまくりましたね。
というのも、仕事柄、毎日のように面談を担当する方の履歴書を見ていて、「私の年齢と今の経験値だと他の企業への転職は難しいだろうなぁ」と思うことが多かったからです。実際、私と同じくらいのキャリアの人が転職活動で失敗していく様をたくさん見てきました。
ですが、私の転職を後押しをするのには十分過ぎる要素が2つありました。
まず、業務の量が多すぎたことです。人材紹介は業界の知識だけでなく、担当する方のバックグラウンドを正確に把握するために他業界の知識も要します。そんな中、朝9時に出社し、夜の21時~22時まで仕事をする毎日が続いたものですから、体への負担は相当なものだったと思います。
そして、もっとも思い知ったのは人を扱うビジネスの難しさについてです。
よくあったのが、担当していた求職者さんが順調に面談を通過していたにも関わらず、自己応募した企業の内定を何の相談もなく承諾してしまうことでした。最終面談でお見送りがでることとかも普通にありました。最終面談でのお見送り、人材紹介営業の経験者さんなら分かると思いますが、かなりきついんですよね。
そうした2つの要素に背中を押されたというか、その場にいられなくなって思わず動き出す形で転職しました。
前職の職場では詳しく伝えませんでしたが、実は転職先というのはパートナー企業の事務なんです。
仲の良かった取引先の人に愚痴をこぼしたら、「じゃあうちにきなよ」なんて言ってくれたので、考えた末、お世話になることを決めました。
事務職ですが、すごくいい感じです。残業で悩むこともありませんし、日々の不安・不満もきれいさっぱり無くなりました。とても精神が安定しているように感じます。
(IT業界の人材紹介営業からIT事務職に転職した28歳の男性)
IT系に特化した人材紹介会社に中途入社で入り、そこから1年ほどで転職することなりました。長い間会社にいる予定はなかったのですが、想定よりははるかに早かったです。
転職の最も大きな原因になったのは、残業と休日出勤です。営業ということもあったので覚悟はしていたのですが、20時以降でないと仕事ができないため、どう頑張っても残業になってしまうのです。社内でも残業が常態化しており、帰ろうとする人が白い目で見られているような感じでした。
最初こそはゆるくできるのですが、本格的なノルマが課せられると仕事量が一気に増えますので、残業もやむなし状態になります。
あと、体力的にかなりしんどいです。丸一日仕事をするわけですから、当然なんでしょうが、精神的にもきつかったです。
クライアントの企業はもちろん、面談を担当する求職者さんも顧客になりうますので、両者に気を遣う必要があります。人材紹介営業で起きがちな板挟みですが、これが本当に精神的にこたえます。絶対に解けないパズルを一生やらされているような気持になります。
そんなきつい仕事におわれ、体調を崩した私は転職を決意したのでした。
ITの分野には携わっていたかったので、今はIT事務職の一員として働いてます。幸いにもITの知識は前職で身に付いたところがありましたので、比較的楽にスタートを切れたと思います。
今は事務職ですが、いずれは専門性をより高め、技術職の方にシフトしていく予定です。

体験談を通して見てみると、やはり人を取り扱うビジネスの難しさに翻弄された人が多くいる印象です。

仕事量も多く、残業も多いですから、体力面で自信のない人にはあまり向かない仕事であるともいえるかもしれません。

まとめ

この記事では、人材紹介営業の仕事にきつさを感じている人に向け、

・人材紹介営業がきついと感じる時とその対処法
・事務職へ転職することのメリットと楽なポイント
・実際に人材紹介営業から事務職に転職した人の体験談
などについて詳しく解説してきました。

人材紹介営業は、営業職の中でも比較的きついといわれている仕事の一つです。

体力面は慣れれば大丈夫ですが、それでも精神面は少しずつ削られていきます。

編集部

ですから、もし今の仕事にきつさを感じているのであれば、別の道へ進むことも検討してみてください。

そして自分自身のお体を一番大切にすることが、何においても一番大切だということを決して忘れないでください。

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