医療事務はブラック?ブラック企業を見極める3つのポイントをご紹介!

「医療事務はブラックだ」医療業界に携わったことのない人でも、聞いたことのあるセリフなのではないでしょうか。

病を治し、痛みを笑顔に変える場所である病院が、ブラックな職場であるはずがない。そうお考えの人もいるかもしれません。

この記事では、医療事務の実態を掘り下げ、ありのままの職場環境について紹介していきます。ブラックな職場であるかどうかは、ぜひ記事を通してご自身で判断されてみてください。

後半では、ブラック企業の見分け方についても解説しています。

医療事務がブラックと言われる理由


医療事務は、イメージだけでブラックといわれているわけではありません。れっきとした理由があるのです。

以下にて、実際に仕事をしている人が、医療事務に対してブラックだと思う瞬間や、その理由について紹介していきます。

残業が多い

医療事務は、他の事務職に比べても残業が多いです。

病院により、残業となる原因は変わりますが、ほぼ全ての病院において残業の原因となっている業務があります。

その業務というのが、レセプトの点検作業です。

レセプトとは、医療機関が健康保険組合に対し、月ごとに提出する診療報酬明細書のことです。要は、病院の収入源となる大事な書類をまとめる作業。医療事務に代表される仕事といっても過言ではありません。

このレセプトに関する事務処理が、集中的に集まる期間をレセ期といい、医療事務職の天敵とされています。

レセ期での長時間労働は、いまでも当たり前のように行われています。

医療事務を検討する際は、このレセプト点検に対し、どのような対応をしているのかを聞いておくとよいでしょう。アナログなうえに効率が悪く、残業が多そうだと判断できるのであれば、別の病院を検討をするべきかもしれません。

人間関係にうんざりする人も

病院の人間関係は、少々特殊です。

まず、何と言っても医療事務の現場は看護師が多いため、女性比率が非常に高くなります。女性が多いと、やはり人間関係がギスギスしがち。女性の世界でやっていく自信の無い人は危険です。

また、医師や薬剤師など、専門分野のスペシャリストも多いため、壁を感じる人も多いのだとか。プライドの高い人も多いため、ストレスを感じることも多いでしょう。

さらに、病院には当然、多くの患者さんがいらっしゃいます。接客業にもいえることですが、中には常軌を逸する人もいます。たった一人の患者さんに精神を追い詰められ、病院を辞めていく人も多いです。

どこをとっても一筋縄ではいかない。そう心で思っておくとよいかもしれません。

給料が安い

求人ボックスの調査によりますと、医療事務の平均年収は約268万円。日本の平均年収と比較しても安いという結果になっています。(求人ボックス『医療事務の仕事の年収』https://求人ボックス.com/

しかし、他の業界の事務職と比べて、特に大きな差あるわけではありません。「給料が安い!」と感じるのは、残業の多さからくる、精神的な部分もあるのではないでしょうか。

残業代が出ないとなると、もはや精神的な問題ではなく、実質的に労働賃金を引き下げることとなります。

平均的に給料が安く、残業が多いと分かっているのであれば、残業代の有無・職場環境について、事前に知っておきたいものです。

ブラック企業を見極めるポイント


当然、病院によってはホワイトな職場もあります。しかし、基本的に医療事務には、ブラックな職場環境が多いということ。

雇用後に「ブラックだった…」というのは、誰しもが避けたいものです。

以下にて、ブラックかどうかを見極めるためのポイントについてい紹介していきます。

福利厚生の制度をしっかりと確認する

まず、なんといってもブラックかどうかの基準となるのは福利厚生の制度。具体的な数字が記載されているので、見分け方つきやすく、参考にしやすいです。

ブラックだと、手当が少なかったり、そもそも具体的なことを記載していなかったりします。

例えば、研修期間中につかう会場までの交通費、残業代といった本来、支給されるべき手当がでない病院は要注意です。

また、年間休日が4週8休み以下、または年間120日以下である場合も気を付けましょう。

専門的な知識を扱う病院では、勉強会や委員会などが設けられています。年間120日以下の休みだと、勉強会や委員会でほとんどの休日がなくなってしまうということも考えられるためです。

募集要項をきちんと確認しよう

募集要項のチェックを怠ってはいけません。勤務し始めた後に、「あれ、こんなの聞いてなかったぞ…」ということになっては、取り返しがつかないからです。

特に、最近では「みなし残業」を採用している病院が多いので要チェック。

みなし残業とは、最初から決められた残業の時間に対し、給料で先払いされることが決められているというものです。

例えば、募集要項の記載が「みなし残業:20時間」となっている場合、給料には20時間分の残業代がすでに含まれています。(例:本来の給料20万円+みなし残業代の3万=23万円)

一見、優良な制度ですが、ここに罠が潜んでいる可能性があるのです。

ブラックな場合、みなし残業の時間外で生まれた残業に対して、残業代を払わないということがあります。もちろん、本来は別途支払うべきなのですが、「先払いしてますけど?」という風な対応をとり、支払いに応じないのです。

募集要項は、みなし残業の他にも、貴重な情報がたくさん記載されています。必ず確認するようにしましょう。

面接の際にする質問で見極める

面接は、病院のことを直接聞けるチャンスです。

しかし、採用されたいと思うがあまり、質問の内容が消極的になってしまうこともあるかと思います。後から後悔しないためにも、あらかじめ質問を決めておくとよいでしょう。

例えば、「試用期間後の対応」についてです。

今、ほとんどの病院では、試用期間を設けています。これは、スキルレベルの低い人を採用しないようにするための制度です。

試用期間中と採用後で、給料が変わる病院がほとんどなのですが、この点に関して一つ質問をしておきましょう。

質問の内容はこうです。「試用期間後は、必ず募集要項にあった通りのお給料になるんでしょうか?」

なぜ、上記のような質問をするでしょうか。それは、試用期間中に病院側から「まだスキルが一定の基準値を超えていない」と判断された場合、試用期間を伸ばされたり、給与を減額されたりする可能性があるからです。

聞きづらい質問ではありますが、お金に関わる大事なポイントなので、積極的に質問しましょう。

また、みなし残業を採用している病院であれば、「みなし残業以外での残業が発生することはありますか?」という質問も、できればしておくとよいです。

お金・残業に関する大切な質問をはぐらかすようであれば、ブラックである可能性が高まります。

まとめ


この記事では、医療事務がブラックであるかどうか、ブラック企業を見極めるポイントとは何か、といったことについて詳しく紹介してきました。

さきほど、「IT業界はブラック企業が多い」という風に紹介しましたが、「IT事務職」はどうなんでしょうか。

気になる人もいるかと思いますので、よろしければ『【経験者が語る】ITサポート事務はブラック?ホワイト企業の見分け方を徹底解説!』も合わせてご覧ください。

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