転職の際に必須となっているキャリアプラン。でもキャリアプランがなくて転職活動でちょっとつまずいている、面倒くさい!なんて方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「キャリアプランがない!」という方のために、大きな目標や夢がなくても大丈夫!どうしたらキャリアプランが作れるのか?をご紹介します。
キャリアプランとは?
まず「キャリアプランってなに?」と思っている方も多いですよね。キャリアプランとは「自分自身が仕事において将来どうなりたいか?それを達成するためにどういった計画や考えを持っているのか?」ということを示すためのものですが、就職して数年しか経っていない20代の方や、アルバイト生活が長い方、一つの会社に長く勤めている方などにとっては、キャリアプランをじっくり考える機会は少ないかもしれません。
しかし、この記事に辿りついたあなたは、転職しようと考えていたり、今の生活を変えてみようと思ったりしているのではないですか?キャリアプランがないとお悩みの方でも、実はキャリアプランを作るための一歩は踏み出しているのです。
ではキャリアプランを形作っていくためにはどうしたらいいのでしょうか?次の項目で具体的な方法をご紹介していきます。
キャリアプランがない人がやることは?
キャリアプランや将来の夢などと言われると少し構えてしまうかもしれません。しかし、すごく身近なところからキャリアプランを作っていくことはできるのです!
今の自分の状態をリスト化してみよう
現在の収入が維持できればいいという方、アルバイト生活に漠然的な不安がある方、あるいは子育て中だけどいずれは社会復帰したい方など、今の生活がキャリアそのものに直結していないという方も多いですよね。そんな方は今の自分の状態を細かくリスト化してみましょう。
具体的には、今やっている仕事や収入、生活の中で満足していることや、ストレスに感じていること、叶えたいことなどを書きだします。
- 今の仕事は自分の性格に合っているけれど、職場の人間関係にストレスを感じている
- 収入には満足しているけれど、やりがいを感じない
- 趣味などプライベートな時間をもっと大切にしたい
- とりあえず正社員になりたい
- 未経験業界だけれど、新しいことに挑戦してみたい
- この仕事だけは絶対にやりたくない
- 結婚したい or したくない
- 将来的にもう一人子どもを授かりたいから働く女性に理解のある会社に入りたい
- 子どもが〇歳になるまでは子育てを優先したいから今は在宅で仕事をしたい
など人それぞれ価値観は違いますが、リスト化することで今の仕事にどのくらいやりがいを感じているのか、ストレスのほうが強いのか、収入だけは満足しているのかなどが具体的なものになって見えてきます。
リスト化した中から優先順位をつけていく
次に上記でリスト化した中から、何を優先させたいかを決めていきます。全てが思い通りになればいいのですが、簡単にはいかないのが現実です。
例えば子育て中の方なら「子どもが乳児期の間は子育てを最優先にしたい。3歳になったら保育園に入所して時短勤務で仕事をしたい。復帰したら事務の仕事をやりたい。」など希望が重なった場合、何を一番優先したいのかを考えていきます。優先順位をつけることで、今やるべきことや転職する時期、どんな会社に応募したらよいかなどが可視化できるのです。
キャリアプランとしてまとめていく
何を優先させたいのかが決まったら、具体的にキャリアプランを立てていきます。優先させたい目標を達成するために何が必要か?どんなステップで進めていけばいいのか?など考えてまとめていきます。
キャリアプランの具体的な立て方や例文については下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひお読みください。
『【例文付き】事務職でキャリアプランは立てられる?キャリアプランの立て方を徹底解説』
『【例文付き】女性のキャリアプランの立て方を徹底解説!作り方や例も紹介します』
転職エージェントに相談してみよう
キャリアプランは自分の目標を達成するためにも必要なことですが、転職においては会社が求めている人材と自分がマッチしているのか?をみるための材料になります。せっかく立てたキャリアプランを活かすためには、転職のプロに相談するのがおすすめです。
それぞれの会社のビジョンを調べて、自分に合うかどうかを探すのは大変ですよね。その点転職エージェントなら、マッチする企業を紹介してくれるのはもちろん、キャリアプランについてもアドバイスをしてくれます。
まとめ
キャリアプランがない!どうしたら立てられるの?と疑問をお持ちの方、実はキャリアプランは生活の身近なところから立てることができるのです。バリバリのキャリアアップを目指すような大きな目標を無理やり作る必要はありません。スモールステップを経て一つずつ達成していけるような自分らしいキャリアプランを考えてみてください。