今回読者のみなさんにお届けするのは、ITサポート事務の給与についてです。
就職・転職を考える上で大事な給与面。日々の生活に直結する問題だけにいくら稼げるのかはとても気になるところですよね。
募集要項には○○万円~と書いてはあるけど、面接でいきなり給与の話をするのも気が引けるし、
ITサポート事務の仕事をしている友達にお金の話を聞くのも嫌だし…。
こう思っている方は多いのではないでしょうか。
・本当に一般事務より稼げるの?
・昇給はどのくらいなの?
そんな方はぜひ本記事をご一読ください。
ITサポート事務の給与が高い理由と、気になる昇給の実態をお教えします。
ITサポート事務の年収は一般事務に比べ高めの傾向にある
ITサポート事務と一般事務の違いを徹底解説!仕事内容や給与、残業、福利厚生についても紹介でも、触れましたが、ITサポート事務の特徴のひとつに、一般事務に比べると年収が高めというのが挙げられます。
その要因はなんでしょうか?
答えはズバリ、IT業界の著しい成長にあります!
みなさんの身近なところでいうと、SNSやアプリなどのスマホ向けのサービスやWebサイト、SiriやOK Google、AlexaなどのAI技術、ネットショッピングなどがありますが、数年前とは比較にならないほどの進化を遂げていますよね。
業界の成長があるからこそ、そこで働く人々の給与も増加傾向にあるのです。
もちろんITサポート事務においても例外ではありません。
さらに、2019年9月に国税庁が発表した、最新の民間給与実態統計調査結果によると、IT業界の平均給与は前年比で3.8%増加しています。
全体の平均2.0%増よりも高く、業界の成長が給与面でも表れていることを裏付けています。
ITサポート事務と一般事務の給与の違いは昇給にある
では、実際に転職サイトで募集されているITサポート事務の募集要項を見てみましょう。
未経験者の場合、給与は月額20万~というのが多く見られました。
あれ?一般事務とそんなに変わらなくない?と思いませんか?
そう、スタート時点では一般事務もITサポート事務も給与の差はほとんどありません。
ポイントは昇給にあるのです!
実際どの程度昇給の差があるのかを表にまとめました。
初任給 | 20代後半~ 30代前半 (経歴5年~) | 30代後半 (経歴10年~) |
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一般 事務 | 月額 18~21.3万円~ | 月額 29.4万円 | 月額 30.2万円 |
IT 事務 | 月額 18~21.5万円~ | 月額 30.9万円 | 月額 33.2万円 |
初任給の時点では月額の給与に大きな差は見られませんが、実務経験が長くなるに連れて昇給額に差がでてくることが分かります。
1.5万~3万円程度の差ですが、その分お小遣いが少し増えたり、趣味に費やしたり、あるいは貯蓄に回したりできれば嬉しいですよね。
もちろんこの数字は平均値であり、一概にはいえませんがITサポート事務で実務経験を積むことによって、事務スキルのほかITの知識や技術、そして給与もそれに伴って増えていくのです。
一般事務に比べ昇給額が多いのはやはりIT業界の成長があるからこそなのです。
さらにキャリアアップしてエンジニアやプロジェクトマネージャー、コンサルタントを目指すとさらに昇給の可能性は高くなります!
旦那さんの給与と合わせると生活がより豊かに!
もし、あなたが結婚している女性であれば、旦那さんの給与と合わせて考えてみてください。
子育て中の主婦や専業主婦の家庭では、旦那さんの給与だけで生活しているのではないでしょうか?
生活に困ることはなくとも、もっと余裕のある暮らしを実現できたら素敵ですよね。
例えば給与の半分は将来の住宅購入のための資金として貯蓄して、もう半分は子どもの教育費のために貯蓄する。あるいは夫婦の趣味を増やす、年一度の家族旅行で海外リゾートに行ってリッチに楽しむなどです。
これはもちろんITサポート事務でなくても共働きであることで、生活は豊かにはなりますが、昇給の差である数万円を自分のお小遣いにあてて、気になっている服やアクセサリー、化粧品を買ったり、たまには友達とちょっと豪華なランチにいったりなどという日々の生活の充実さを満たすことに充てられるのです!
まとめ
ITサポート事務の給与について、その実態をお伝えいたしました。ITサポート事務は覚えることが多いのに、一般事務との給与差があまりないと思っていた方、その不安は解消されたのではないでしょうか。
ITサポート事務の仕事に就いて間もないうちは、給与の差はなくとも実務を積み上げるうちにスキルはもちろん、昇給の可能性も上がっていくのです。
ITサポート事務へチャレンジして、より豊かな生活を手にいれましょう!