・文系で専門スキルがない
・文系で専門職は難しいとよく耳にする
・専門職に転職したいが、未経験で不安
このように、専門スキルや経験がないことから、文系で専門職に就きたいと考えていても一歩踏み出せないという方は少なくありません。
そこで、本記事では文系でも転職できる専門職、専門職への転職方法についてご紹介します。
本記事を一読いただければ、文系、未経験でも転職できる専門職を把握でき、転職活動に向けた具体的な準備を進めることができるようになります。
文系から専門職への転職方法を凝縮してお伝えするので、是非転職活動の参考にしてくださいね!
専門職に転職するメリットとは?
専門職を本当に目指すべきか、専門職になればどのようなメリットがあるのか分からないという方は少なくありません。
日本における職業は約1万7千種類あり、もちろん専門職に就くことだけがキャリアの選択肢ではありません。
ただ、専門職に就くメリットは多くあり、そのメリットも非常に大きいです。では、専門職に就くことにはどのようなメリットがあるのか、ご紹介します。
失業するリスクが低い
これから世界、日本においてAIの労働市場への進出が急速に進み、AIによる失業が増えていきます。
例えば、オックスフォード大学の研究者たちは、AIの進化により、今ある仕事の約8割が無くなると発表しています。
あまり想像が付かない数字ですが、AIは多くの人の仕事を奪っていくというわけです。
そのため、専門性の低い仕事やルーティンワークなどはAIに仕事を奪われてしまう恐れがあります。
一方で、専門職は失業するリスクが非常に低いです。
なぜなら、AIができる仕事は機械操作や資料作成、文字入力といったルーティン的な仕事で、専門性の高い仕事はこれからも人間が担うからです。
将来的にも長く仕事を続けていくなら、専門職に就くメリットは大きいと言えるでしょう。
転職しやすい
専門職は特定のスキルを磨き、専門の経験を積んでいきます。特定分野のスペシャリストになることで、希少価値を高めることができ、転職に有利になるわけです。
また、専門職で求められるスキル・経験を持っている人材は少数であることも、転職しやすい理由の一つに挙げられます。
そして、転職しやすいということは、ある程度自由に働けることを意味します。
人間関係や労働環境が悪い、年収が低いなどであっても、他の企業に転職するという選択肢があれば、リラックスして働くこともできるでしょう。
場合によっては、スペシャリストとして独立を目指すことも可能になります。
つまり、転職しやすいということは、自らのキャリアの選択肢を広げられるだけでなく、働く上でのモチベーションにも繋がると言えます。
高年収を目指せる
専門職は希少価値が高いこともあり、高年収を目指せます。
専門性の低い仕事、誰でもできてしまう仕事を続けても、高年収になることはほとんどありません。
反対に、専門性の高い仕事であれば、企業も高い給料を出してでも働いて欲しいと思うため、高年収に繋がっていきます。
医者や弁護士、公認会計士などの仕事をイメージすれば分かりやすいでしょう。
そして、専門職は経験を積むだけでスキル・専門性が高まるので、何歳になっても働くこと、高年収を維持することができます。
高年収を目指せる、何歳になっても稼げるというのは専門職に就く大きなメリットだというわけです。
文系でも転職できる!おすすめの専門職2選
専門職に就くメリットは理解していても、文系の未経験で専門職に転職できるのか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、文系の未経験だと転職できる専門職の数は限られてしまいます。研究職や士業などは文系からだとかなり難しいでしょう。
ただ、文系の未経験からでも転職できる専門職はあります。そこで、文系から転職できる専門職を厳選してご紹介しましょう。
なぜ未経験からでも転職できるのかの理由についても併せて解説するので、是非転職活動の参考にしてくださいね!
エンジニア
エンジニアは文系の未経験から転職できる数少ない専門職です。
AIやIoT、5Gなどの新技術の誕生、テクノロジーの発展によりエンジニアの希少価値はますます高まっています。
また、エンジニアに転職すれば、ITの専門知識やプログラミングスキルなど、高い専門性を身に付けることができます。
他方、テクノロジーの急速な発展によりエンジニアは人材不足です。お店をたくさんオープンしているのに、店員がいないようなイメージですね。
そのため、文系の未経験でも、エンジニアに積極的に採用している企業は多くあります。
そして、そうした企業では、採用後に一人前のエンジニアになるまで手厚く教育・研修を行ってくれることがほとんどです。
もちろん、ITの専門知識やプログラミングスキルを身に付けるのに努力する必要はあります。ただ、一度知識・スキルを身に付ければ、それらを活かして長く働いていくことができます。
エンジニアは専門性が身に付く上、高年収を目指せるので、文系の未経験にはおすすめです。
IT事務
IT事務はEXCELの関数やマクロ、VBAなどを駆使し、IT関連の庶務を行うため、事務兼エンジニアのような仕事だと言えます。
また、IT事務はエンジニア同様、IT知識やITスキルが身につく専門性の高い仕事です。加えて、一般事務とは違い、専門性が高いため、AIにより仕事を奪われるリスクも低いです。
他方、企業はITの専門知識・スキルを持った人材を採用するのは難しいと考えているため、文系の未経験の採用を積極樹的に行っている企業は多くあります。
そして、テクノロジーの発展により、IT事務の需要は今後も軒並み高まっていくので、専門スキル・経験を身に付けて転職すること、高年収を目指すことも可能です。
専門職を目指している人にも、エンジニアをいきなり目指すのはハードルが高いと考えている人にも、IT事務は非常におすすめです!
専門職に転職するための準備とは?
専門職に転職したいと考えていても、何から準備を始めればいいのか、わからないという方は少なくないでしょう。
そこで、これだけはやっておきたい、専門職に転職するための準備をご紹介します。ご紹介する準備方法は今日からでも実践できるので、是非早いスタートを切ってくださいね!
キャリアプランを考える
専門職に転職するためには、キャリアプランを考え、より具体的にしておくことが大切です。
例えば、
・なぜ専門職に転職したいのか
・専門職に転職した後どうなりたいのか
・どのようなスキル・経験を身に付けたいのか
などを考えることです。
キャリアプランを考えることで、具体的に働くイメージがわき、転職活動のモチベーションにも繋がります。
また、未経験の職種にチャレンジする場合、面接で「なぜこの仕事をしたいのか?」を重点的に聞かれるケースがほとんどです。
そのため、キャリアプランを考えることは面接対策にもなるので、転職活動の準備において一番最初に行うことがおすすめです。
ある程度の知識を身に付ける
文系の未経験で、全く知識がない状態で専門職にチャレンジするよりも、ある程度の知識をつけておいたほうが採用される可能性は高くなります。
そのため、Webや書籍などを利用し、その専門職に関する知識を少しでも良いので勉強しておきましょう。
面接でその専門職に関する質問に回答できるようになるだけでなく、モチベーションの高さのアピールにもなります。
「事前に勉強してくるくらい熱意がある」と採用企業に評価されれば、採用にグッと近づくことができます。
通勤時間や休憩時間、仕事終わりの隙間時間を活用して、少しずつ勉強してみましょう!
専門職を目指すなら転職エージェントを活用しよう!
文系の未経験でも専門職に転職することは可能ではありますが、もちろんある程度のハードルは存在します。
そのため、より転職成功の可能性を高める、選考・面接を突破するためにも転職エージェントを利用しましょう。
そして、中でもおすすめの転職エージェントが「IT事務の教科書」です。IT事務の教科書は、転職相談や面接対策、書類添削など転職活動をトータルサポートするのはもちろん、専門職であるエンジニアやIT事務の求人を豊富に紹介しています。
専門職に転職したいと考えるなら、IT事務の教科書は是非利用してみてください!
IT事務の教科書とともに、専門職への転職を成功させ、希望のキャリアを叶えていきましょう!