【事務職11選】事務職の種類と仕事内容をご紹介!向いている人の特徴も徹底解説

事務職への就職や転職を考えて、「とりあえず事務で働こうかな?」なんて思っている方は多いのではないでしょうか。

厚生労働省が発表している一般職業紹介状況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1.html)の結果からみても分かる通り、事務職は特に女性に人気の職業でもあります。

しかし、事務職には一般事務の他にもたくさんの種類があることをご存知でしたか?

今回は様々な事務職の中から11選をご紹介します。あなたがやってみたい事務職を探してみてくださいね。

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事務の仕事内容と種類

どの事務職にも共通して言えるのは「事務職の仕事は会社の縁の下の力持ち」ということです。結果を数字で出す営業職などのように表立った活躍は少ないですが、会社全体や部署の業務がスムーズに行くように社員のサポートをする大事な仕事となります。

主な仕事内容は、書類作成や処理、ファイリング管理、電話や来客対応、OA機器や備品の管理などが挙げられますが、事務職によっては専門知識やスキルが必要とされるもの、未経験者の募集が多いものなど様々です。
それぞれの事務職について詳しく説明していきますね。

一般事務

一般事務の仕事は、会社の規模や業種などにより違いがありますが、上記で挙げたような書類作成、電話や来客対応、備品管理などが主な仕事となります。

大企業などは社員の数も多いので、この後に紹介する営業、経理、人事、総務など部署ごとに専門の事務職スタッフを配置している会社が多いです。一方、中小企業など比較的小さな会社では、一般事務スタッフがすべての事務職を請け負っている会社もあり、会社の受付業務から書類作成、庶務など幅広い対応が求められる仕事となります。

営業事務

営業事務は、営業を行う社員のサポートを行います。見積書や請求書、発注書などの書類作成、商品の在庫管理、営業社員のスケジュール管理、電話や来客対応のほか、営業に使用するプレゼン資料作成、データ収集や入力などを行う場合もあります。

特に、客先へ提出する書類や電話対応などは間違いや失礼がないように細心の注意が必要となりとても重要な仕事となります。

人事事務

人事事務では、社員の募集から採用、異動、退職の対応や管理、給与や社会保険、労働保険、社員の勤怠管理などを行います。一般事務よりも人事に関する専門的な知識が必要となります。

必須な資格などは必要ありませんが、将来的に労務管理のスペシャリストを目指し、社会保険労務士の資格を取得してキャリアアップを目指すことも可能です。

また、人事や給与などに関する非常にデリケートな情報を扱う仕事であるため、口が堅い人やストレス発散や切り替えがうまくできる人が向いています。

総務事務

総務事務は、会社の設備や備品の管理、福利厚生や社員の冠婚葬祭の対応などが主な仕事です。社員が使う文房具などの備品の発注や、郵便物の仕分けや整理、FAXやコピー機などのOA機器管理、空調やデスクなどの管理、会社の防災対策対応も総務の仕事です。そのほか、株式会社では株主総会の準備や運営なども行います。

会社全体の縁の下の力持ち的なポジションですので、いろんなことに気が付いて行動できる人などが向いています。

経理事務

会社のお金に関する部分を担当するのが経理事務になります。現金管理はもちろん、仕入れや売上げの管理、会社の資産、決算、税金、予算管理、社員の経費精算などです。

大企業などでは税理士や会計士の資格を持っている人が担当していることも多いですが、事務スタッフはそのサポートとして、伝票の管理や仕分けなどを行います。資格は必須ではありませんが、簿記の知識や資格のある方が有利です。

また、お金を扱う仕事ですので、正確性が求められ口が堅い、几帳面な性格の人が向いています。

法務事務

法務は、契約書の作成、チェック、管理などが主な仕事となりますが、事業内容によっては特許や訴訟の対応、クレーム処理なども行います。

パラリーガルは弁護士の法律的なアシスタントを行うスタッフですが、大企業などでは事務スタッフがパラリーガルとして活躍している場合が多いです。また、社内では社員へのコンプライアンス周知や研修なども仕事に含まれます。

秘書、受付事務

一般的には受付嬢というイメージがあるかもしれません。来客が多い企業などは受付専門のスタッフを配置して、会社の顔として来客の対応にあたり社員への取り次ぎを行ったり、代表電話の対応を行ったりします。

その他、アポイントメントやスケジュールの管理、各部署との連携、会議の準備、出張の手配なども行います。

会社の窓口として取引先と接することが多いので、コミュニケーション能力や気配りができる人が求められます。また、重役の秘書などは機密情報に触れる機会もあるため、口が堅い人も向いています。

ITサポート事務

ITサポート事務は、IT企業や社内の情報システム部などでITプロジェクトのサポートを行う仕事です。具体的には、プロジェクトメンバーのスケジュール管理、資料作成、データ入力、システム動作テストやマニュアルの作成などを行います。

IT業界の成長とともにITサポート事務やエンジニアの需要が高まっており、事務に関しては未経験者の募集も多く、将来的に事務職からエンジニアなどへのキャリアアップを目指す人が多いというのが特徴です。

新しいことに挑戦したいなど、チャレンジ精神旺盛な方が向いています。

貿易事務

貿易に関わるメーカーや商社で働く貿易事務は、輸入輸出に関する仕事を担当します。通関に必要な書類の作成、特に輸出に場合は工場への発注、貨物を運ぶために飛行機や船舶など輸送手段の手配も担当します。

必然的に海外とのやり取りが多くなりますので、英語をはじめとした外国語のスキルが活かせる仕事です。

医療事務

病院やクリニック、薬局などで受付や会計を担当するのが医療事務です。病院に行けば必ずお世話になるので、身近に感じる人も多いのではないでしょうか。

仕事内容は、患者さんの受付や会計、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成するためにレセコン(レセプトを作成するためのコンピューター)に診療内容や保険点数を入力したり、カルテの管理など行ったりしています。

大きい病院以外でも街のクリニックや地方の病院など全国的に需要がある職種ですので転職もしやすく安定性があるのが特徴です。

学校事務

学校事務は学生の学籍管理、入試関連業務、学校案内作成、学生の窓口対応など学校運営に関わる業務を行います。主に大学や専門学校などの事務が多く募集されています。

一般的な会社と違い、夏休みなど学校が長期休みとなる期間は休暇が取りやすいのが特徴ですが、入試、卒業、入学の時期は繁忙期となりワークライフバランスがとりにくい側面もあります。また、少子化の影響により、学生の数が年々減少しているため事務の求人も徐々に減ってきている傾向にあります。

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まとめ


事務職には様々な種類があることがお分かりいただけたと思います。未経験者でもチャレンジしやすい事務職や逆に専門知識が必要とされる事務職など、自分の性格やスキルを活かせそうなものや興味を持ったものはありましたか?

幅広い事務職ですが、どれも会社にとっては重要で欠かせないやりがいのある仕事です。あなたもぜひ自分にあった事務職を見つけてください!

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