- コールセンターへの転職を考えているけど、うまく志望動機がまとまらない
- コールセンターの自己PRに何を書いていいかがいまいち分からない
- コールセンターで一度も働いた経験がないから、何を書けばいいかわからない
上記のような悩みや疑問はありませんか?
この記事では、未経験でもコールセンターの内定が出ることを目的に
- 志望動機・自己PRを書く上でのコツ
- 志望動機・自己PRのNG例と解説
- 志望動機・自己PRの例文と解説
をご紹介していきます。
ポイントを抑えた志望動機・自己PRを書いて、対人コミュニケーション能力が向上するコールセンターの内定をもらいましょう>!
コールセンター以外にもさまざまな事務職があります。なかでもIT事務職は人気の職種です。興味のある方はこちらの記事もあわせて読んでみてください。
志望動機と自己PRの違いを知ろう!
そもそも志望動機と自己PRの違いはなんでしょうか?以下でご紹介します!
志望動機は企業を選んだ理由と将来のことについて書こう!
志望望動機は自分の企業に応募した人が会社に合っているのかを見極める判断材料です。
そのため志望動機で企業が知りたいことは
- 企業への理解度
- その人の志望の意欲
です。
志望動機を書く側は「なぜその企業に入りたいのか?」を明確に含める必要があります。
企業研究をしっかりとした上で、志望する会社の求めている人物像やスキルを把握して、採用担当が「この人はうちにマッチしている!」と思ってもらえるような志望動機を書きましょう!
自己PRは自分の強みや成果などをアピールする内容を書こう!
自己PRはその人の人物像や活躍できるイメージがあるかどうかを見極める判断材料です。
そのため自己PRで企業が知りたいことは
- その人が持っている能力やスキル
- これまでの経験
です。
自己PRを書く上では「自分が企業に入ると、こんな風に活躍できます!」といった意気込みを明確に含めるようにしましょう。
自分の「いままでの経験」や「評価されたポイント」を具体的に書くことで、採用担当が「この人はうちでも活躍できそう!」と期待を持ってもらえるような自己PRを書くことができます!
志望動機・自己PRを書く上での2つのコツをご紹介
コールセンターに未経験でも受かる志望動機・自己PRを書く上でのコツをご紹介します。
コールセンターの仕事の違いを知ろう!
コールセンターの仕事には、インバウンドとアウトバウンドの2つのタイプがあります。それぞれ特徴が異なるため、違いについて抑えておきましょう!
インバウンド
お客様からのサービスについての問い合わせや旅行のサイトの予約受付など、おもにお客様から電話がかかってくる受け身の業務を指します。
企業によってはサービス購入後のフォローやクレーム対応を行うカスタマーサポートの役割を持つこともあります。
カスタマーサポートについては、あわせて以下の記事を読んでみることをおすすめします。
カスタマーサポートに将来性はある?現状とキャリアアップの方法をご紹介
アウトバウンド
お客様に自社サービスの申込や注文獲得のための営業電話をかける企業側からアプローチする業務を指します。
商品のの営業だけではなく、アンケート調査をしたりする企業もあります。
つまり2つの違いは
- お客様から電話が来る受信業務か
- 自分から電話をかける発信業務か
です。
当然求められる人物像やスキルも異なってきます。2つの違いについて明確にした上で、自分の志望動機や自己PRでアピールすることを変えましょう!
コールセンターに求められる人物像を内容に含めよう!
志望動機や自己PRを書く上で、コールセンターに求められる人物像を把握しておきましょう。以下の向いている人の特徴を含めることで、採用担当の目につく志望動機や自己PRが作成できます。
インバウンドの仕事に向いている人の特徴は
- コミュニケーション能力に長けている
- 気持ちの切り替えが早い
アウトバウンドの仕事に向いている人の特徴は
- 論理的に物事を考えられる
- 素直で成長意欲がある
です。覚えておきましょう。
上記のポイントを含めることが、内定につながる志望動機・自己PRが作成できるコツです!
IT事務の教科書では、志望動機や自己PRの添削や転職の相談にも乗っています。
ささいなことからでも、お気軽にご相談ください。
これだけは志望動機・自己PRに書かない方がいいNG例と解説
文字だけで採用担当に物事を伝えるのは、面接で直接コミュニケーションを取るよりも難しいです。自分の意図とは裏腹に、少しのニュアンスの違いで相手に伝わらないことも多くあります。特に書かないほうがいい内容とはなんでしょうか?NG例をご紹介します。
コールセンター以外でもいいのでは?と思われてしまう志望動機NG例
私が貴社に志望した理由は、残業のない働き方に惹かれたからです。以前は残業の多い会社におり、自分のプライベートの時間があまりありませんでした。
それに比べて貴社のコールセンターはシフト制で柔軟な働き方ができるのではないかと考えております。コールセンターの業務は初めてですが、お客様の悩みに答えられるよう、精一杯頑張って貢献していきたいと思います。
インバウンドの仕事はシフト制なところも多く、残業もあまり少ないのが特徴としてあります。
しかしその内容をメインの志望動機にしてしまうと「他の事務職やサービス業など別の働き先でもいいのでは?」と疑問に持たれてしまいます。採用担当が「なぜうちの会社を選んだのか?」が含まれていない内容はNGです。
なにをアピールしたいのか分からない自己PR NG例
私は学生時代に部活に頑張って取り組んでいました。部活では副部長をやっており、みんなの取りまとめをしておりました、副部長として周りのメンバーとのつなぎ役になっていました。
また、アルバイトで居酒屋の仕事をしており、居酒屋のメンバーで声をかけあって連携を取ることで、お店の売上をあげることにつながりました。その時にコミュニケーションの大事さを学んで、その能力を仕事でも活かしたいと思っています。
自己PRには、具体的な過去の経験から得たスキルをどのように活かせるのかを根拠や具体的な成功体験を用いて、アピールする必要があります。
上記の例文は抽象的かつ、コミュニケーションというキーワードは入っていますが、2つのエピソードを簡単に書きすぎていることで「どう活かせるのか?」アピールするポイントがまったく書いてありません。中身がない経験を盛り込むだけはNGです。
自己PRは1つのエピソードを具体例に入れ、順序立てて書くことで採用担当に「会社でも活躍するイメージ」を持ってもらえるものを書きましょう!
未経験でもコールセンターに転職できる志望動機・自己PRの例文と解説
そのまま使えて、アレンジもできる志望動機と自己PRをまとめました。ぜひご活用ください。
例文1-1:未経験からの転職でコールセンターを目指す中途採用の志望動機
私は貴社の化粧品をいつも愛用しており、日頃活用しているからこそ、自分の知識を生かせるのではないとかと思い、志望いたしました。
前職では商業施設の受付業務をやっており、対面でお客様のご案内をしておりました。人とのコミュニケーションは得意な方で、初対面の人とも気軽に話すことができます。コールセンター業務は未経験ですが、前職のコミュニケーション能力を生かし、お客様の不安や疑問を取り除いていきたいと考えております。
もし入社することができましたら、ひとりひとりのお客様にあわせた声のトーンや話し方をすることを心がけ、自分のように商品を好きになってくれるお客様を増やしていきたいです。
上記の例文は化粧品を愛用していることをアピールすることで「なぜその企業で働きたいのか」が明確です。
また過去の経験を生かし「どう貢献したいのか」という企業に対する意欲も明確に含まれています。採用担当からすると「うちのブランドのユーザーなら、頑張ってくれそう!長く続きそう!と会社に合っていると感じてくれるため、採用につながります。
例文1-2:アルバイト経験ありの新卒が正社員を目指す志望動機
貴社の「お客様の声を一番に考える」という企業理念に共感したため、志望いたしました。私は以前コールセンターでアルバイトをしていた経験から、声だけでお客様をご案内する仕事にとてもやりがいを感じています。
前職の経験でクレーム対応をした際に、声のトーンが高揚していたお客様の話を聞き真摯に対応することで「ありがとう、あなたが出てくれてよかったわ。」といった暖かい言葉をかけてもらった経験があります。
コールセンターは電話越しに相手から感謝をしてもらえる仕事です。そのなかで大切になってくることはお客様声を一番に考えることだと考えています。アルバイト時代に培ったトークスキルを生かして、貴社のサービスを1人でも多くのお客様に伝えられるよう、貢献したいと考えています。
上記の例文は過去の経験を踏まえた上で、企業のどこに惹かれたのかが明確に書かれています。また志望理由を具体的な経験とともに書いているため、短い文章でも納得感のある内容となっています。
採用担当は「ぜひ会って話してみたい!」と思うので、面接にすすむ確率がぐーんとあがりますね!
例文2:未経験からコールセンターを目指す自己PRの書き方
私の強みはヒアリング力です。学生の頃から人の相談役をしており、前職ではその経験を生かし企画営業職の仕事をしていました。クライアントとコミュニケーションを取ることで、要望を聞き入れ、自社の最適な商品を提案していく。
その際に相手の話を注意深く聞き、クライアントがなにを求めているかをキャッチすることで、その人にあった応答ができるように意識して取り組んできました。
その結果、製品の受注を社で1番をもらう経験もしました。コールセンターの仕事は未経験ですが「相手の話を注意深く聞く」ことは、貴社のコールセンター業務でも活かすことができると考えております。
上記の例文は過去の経験から具体的にどんなことが得意かが明確に含まれています。
ただ得意というアピールだけではなく、会社での成果を含めています。
成果が自己PRに含まれていることで、採用担当に期待を持ってもらうことができます。
「うちの会社でも活躍できそう!」と思ってもらえるため「まずは話を聞いてみよう!」と面接につながります!
まとめ
コールセンターは
- 未経験でもはじめやすい
- 対応力が身につく
- 残業が少ない
ため、人気な職種です。
またアウトバウンドの仕事にはインセンティブ(成果に対する報酬)が支給される企業も多くあります。そのため志望する会社によっては頑張れば頑張るほど、給料アップ!といったメリットもあります。
ぜひ志望動機や自己PRのコツをつかんで、未経験でもはじめやすいコールセンターの内定をもらいましょう!
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