- ITサポート事務と一般事務の違いがいまいち分からない方
- 事務職はどんな仕事をしているのかを知りたい方
- ぶっちゃけ仕事内容って大変なのかを知りたい方
というように、将来に向けて新しい仕事に就いてみたいと思っている方は多いはず!
編集部
求人サイトを覗いてみると、未経験OKと書いてあるITサポート事務の仕事も多いけれど、
・本当に未経験でもできるの?
・そもそも一般事務との違いもよく分からないし、ITってなんか難しそうだし…
など疑問がありますよね。
そこで本記事では、
10年以上、IT業界に関わり、現在は子育てをしている筆者が
ITサポート事務と一般事務との違いを徹底解説します!
編集部
【転職体験談】美容師から未経験でITサポート事務に転職された27歳女性
また、IT事務の教科書で取り扱っている事務職やエンジニアの求人を一部ご紹介しているので合わせてご覧ください!
ITサポート事務と一般事務の違い
まずはこちらの表に違いをまとめました。
編集部
ITサポート事務 | 一般事務 | |
仕事内容 | 業務に関連する書類の作成や管理 会議議事録作成 マニュアル作成 電話やメール対応 スケジュール管理 | 業務に関連する書類の作成や管理 OA機器の管理 電話やメール対応 郵便物の仕訳 来客対応 |
平均年収 | 約340万円 | 約 326万円 |
残業 | 必要に応じて発生 | 必要に応じて発生 |
福利厚生 | 社会保険、有給休暇等の法定福利厚生制度あり 在宅勤務制度が多い オフィス環境の充実 | 社会保険、有給休暇等の法定福利厚生制度あり |
出典:国税庁「民間給与実態統計調査」より
民間給与実態統計調査
ITサポート事務と一般事務の仕事内容に大きな違いはない
PCやインターネットが普及した近年では、基本的なPC操作のスキルはどの事務職においても必須となっています。
とはいえ、難易度の高いスキルは必要ではなくて、
メールソフトを使っての送受信、Word、Excel、PowerPointの使用経験があったほうが望ましいという程度です。
一般事務の仕事は、企業の事業内容、規模、所属する部署などによっても変わりますが、
基本的には、
・見積書や請求書、伝票やデータ入力などの書類作成
・ファイリングなどの管理
・FAXの送信
・資料のコピー
・文房具などの管理や補充
・電話や来客対応
みたいな感じで幅広くあります。
編集部
IT業界での一般的な仕事というのは、
Webやアプリケーションなどのソフトウェア開発、パソコン機器などのハードウェア開発、
インターネットなどのネットワークを整備するインフラ業務など様々なのですが、
編集部
例えば、一般事務と同じように、書類関連の作成のほか、
プロジェクト会議に参加して進捗をまとめたり、電話やメールで関連する部署や顧客とのやりとりを行ったり、
スケジュール管理を行ったりなどです。
つまり、業務をサポートするという点では、この二つに大きな差はありません!
しかし、ITサポート事務では、一般事務の業務に加えて、
・開発したアプリケーションの操作マニュアルを作成
・操作テストの手伝いを行う
などのようにITに関する業務を行うことが多いので、一般事務と比較すると、IT的なスキルが自然と身についていく環境でお仕事をしています。
ITサポート事務は一般事務と比較すると平均年収は高めの傾向にある
編集部
2018年9月に国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると
女性の平均年収は287万円とでています!
これが
正社員の場合は377万円、
パートタイムや派遣社員などの非正規雇用者の場合は151万円
となり、その差は大きく開いています!
この数字はあくまでも平均値であり職種、企業の規模、所在地などにも左右されますが、
事務職(正社員)の場合で比較すると、
・ ITサポート事務:340万円
と出ており、年間で平均14万円ほど、ITサポート事務のほうが高い給与となっています。
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ITサポート事務の残業時間は意外と少ない
そんなイメージはありませんか?
実際のところはどうなのか気になりますよね。
筆者は10年以上、IT業界に携わっておりましたが、残業の多くはエンジニア側の作業に係ることが多いのです。
編集部
例えば、開発の遅れの場合もありますし、
企業のWebでキャンペーンサイトを立ち上げて深夜0時にリリースしなければならないといった場合などは、
どうしても深夜の作業になってしまうこともあります。
しかし、これはエンジニア側の作業であり、
ITサポート事務では過度な残業が発生することや、深夜に作業しなければならないといったことは少ないのです。
もちろん、突発的に発生する書類の修正であったり、
見積書を急いで作成しなければならない、
会議が少し長引いて残業になってしまったりといったことはありますが、
これは一般事務でも起こり得ることであり、ITサポート事務だから残業が多いということはないのです!
IT企業は他企業に比べて社会保険が充実している
一般事務、ITサポート事務ともに正社員であれば、福利厚生に関しては大きな違いはありません。
社会保険や有給休暇などの法定福利厚生もきちんと完備されている会社がほとんどです!
近年では産休に加えて長期の育休、子どもが熱を出した時などの看護休暇や介護休暇などが充実している会社も多いですよね。
編集部
年齢が若いというのは健康面においても有利であり、病気のリスクが低いという結果がでています。
実際に多くのIT企業が加入している「関東ITソフトウェア健康保険組合」では、
他保険組合に比べ健康保険の利用が少なく、
その分を給付金や保養施設をはじめ、スポーツジムがお得に利用できたり、
旅行パックを申し込むと補助金がでたりなど、
加入者への充実した還元制度に充てているのです!
ITサポート事務はプロジェクトが終わった後はまとまった休暇が取りやすい
そして、IT業界のもうひとつの特徴としては、プロジェクトが終わった後はまとまった休暇が取りやすいということも!
プロジェクトが終わるという達成感もありますし、休暇でリフレッシュして次の仕事へとりかかることができます。
また、比較的新しい業界であるIT業界では、
社員の仕事の効率化を図るために、在宅勤務を推奨していたり、
オフィス環境や在宅勤務の整備が進んでいることも多いのです!
例えば、オフィス環境ではパーティションで区切られた半個室のようなスペースで集中して仕事ができたり、
逆に座席が決まっておらず、その日に空いている席に自由に座って仕事をしたりなど、
編集部
ITサポート事務はエンジニアやマネージメントへのキャリアアップにもつながる
一般事務との一番の違いは、仕事の将来性にあります!
もちろん一般事務においてもスキルアップができ、事務のプロとして仕事にやりがいを感じることもできます。
しかし、IT業界は日々新しい技術が生まれ、どんどん進化していきます!
その環境の中で仕事を行うITサポート事務は、
事務スキルだけでなく、新しい技術に関する知識もどんどん増えていくのです!
編集部
事務の経験が生きて、技術スキルだけでなくコミュニケーションや業務全体を把握する力もついていきますので、自身のチャレンジ次第で、キャリアアップをすることも可能なのです!
ITサポート事務は、どんなキャリアアップを踏んでいけるのかについては以下の記事にて詳しく書いておりますので、参考にしてみて下さい!
まとめ
一般事務とITサポート事務、両方に共通しているのは、どちらも会社にとって欠かせない大事なサポート業務であるということです。
事務の仕事なくしては会社の業務そのものが滞ってしまう、といっても過言ではありません。
そんな中でもITサポート事務は、一般事務に比べて給与が高い傾向にあり、業務を行いながらITに関する知識も増えていき、キャリアアップも見込める職種なのです。
そうはいっても
ITって聞くだけで難しそう
そもそも私文系だし
パソコンも苦手だしな
と思っていませんか?
IT業界では未経験者を積極的に採用しているため、研修制度が充実してる企業が多いです!
編集部
これから事務への転職を考えている方、ITサポート事務への扉を開いてみてはいかがでしょうか。
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